コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサーの伊藤剛志です。
先週末、コンサルタントや講師や士業などを対象にした「自分ブランドの創り方」をテーマにしたセミナーに参加してきました。
自分ブランドの創り方を多数の有力講師からまとめて学べるということで、約300名程の受講生が集まるイベントでした。
コンサルタント、講師、士業、著者などの独立している人やこれから自分ブランドを創っていきたいと考えている会社員の方も週末の休みを使って積極的に参加されていました。
人生100年時代には、75才くらいまで働くというのが基準(常識)になりつつあります。
経済的な問題や働く意欲などで、80才くらいまで働く人も少なくないようです。
そのため、30代、40代、50代の方などを中心に、仕事の第二フェーズは、自分の経験やスキルなどを生かして、コンサルタントや講師やコーチなどの仕事で自立して自分のビジネスを創っていこう、自分のブランドを創っていこうという人が急増しています。
会社員であっても、AI時代を生きていくためには、この人は替えがきかないという何かプロフェッショナルな強みのあるビジネスパーソンになっていく必要があります。
周りの人とお互いの強みを組み合わせてコラボしながら共創して価値創造する仕事ができるプロになる必要があります。
その時、
・あなたが何ができるのか
・どんな成果を創れるのか
・どんな経歴や実績があるのか
などが問われてきます。
安倍首相も1億総活躍の時代と言ったりしていましたが、これからの時代に活躍していくビジネスパーソンは、自分の強みを創り、自分ブランドを創る必要があります。
コンサルタントや講師がブランド構築する目的
ブランド構築の重要性
コンサルタントや講師業界は、同じ分野で競合が多いため「専門性での差別化が難しい」ところがあります。
専門性で差別化できず、多くのコンサルタントや講師はブランディングや集客に悩みを抱えています。
ビジネスでは、何をやるかよりも、誰と一緒にビジネスするかが成功の秘訣だとよく言われます。
セミナーでも、何を学ぶかよりも、誰から学ぶかが大事になってきます。
コンサルタントや講師は、「選ばれるコンサルタント&講師になる」必要があります。
そのために、売れるブランド(キャラクター)を創ることが非常に重要になってきます。
顧客が「この人から学びたい」と思ってもらう魅力(価値)を伝えることが必要になってきます。
この売れるブランド(キャラクター)創りは、顧客に対して選ばれるだけではなく、そもそも私達がプロとして、自分はどうありたいのか、自分は何ができるのかといった自分自身の価値を明確にするという点でもとても大切になってきます。
自分自身のことを知ることで、自信(自尊心)が高まります。
自己啓発分野でよくいわれる「セルフイメージを高める」ということに繋がってきます。
自信が高まることで、影響力が発揮できるようになります。
影響力とは、エネルギー(自信)の高い人から低い人へ伝わっていくという性質があります。
自分自身の価値を明確にすることが、ブランド構築の第一歩になります。
ブランド構築の目的
私達は、自分のブランドを創る上で、まず自分自身で自分のブランド価値を最大化することが大事になってきます。
私達が、自分のブランド価値を定義し、それを顧客に伝えて顧客が理解した価値が、私達のブランド価値になります。
自分で自分のブランド価値を明確に定義できなければ、顧客にも私達のブランド価値は伝わっていきません。
まずは、自分で自分のブランド価値を創り出す必要があります。
そして、そのブランド価値を言語化(見える化)したりイメージで伝えて、顧客に価値を理解してもらうように努力していくことが、ブランディングになります。
ブランド構築のメリット
コンサルタントや講師は、自分のブランドをネットを活用して伝えていくのは必須になりつつあります。
特に、動画を効果的に活用することで、ブランド構築に大きな効果を生み出すことができます。
動画を効果的に活用して自分のブランドを構築することで、以下のようなメリットが生まれます。
- 自分の売り(ブランドコンセプト)を明確にできる。
- YouTubeやGoogleやSNSなどで露出を増やし、ブランド力や影響力を最大化できる。
- 優良顧客を自動的に集客できる仕組みを構築することができる。
- 自分のブランド価値が伝わり、ネットからでも見込み顧客やファンを創ることができるようになる。
- 日本全国からあなたのセミナーに優良顧客を集客できるようになる。
- あなたのサービスの価値を理解する優良顧客と高単価で契約し高収益化できる。
- 顧客を動画で教育する効率的な仕組みを構築することができる。
- 良質なコミュニティが創れることで顧客も成功しやすくなる。
- 紹介や口コミが増える。
- 動画が自分の分身となり仕事してくれるようになり、自由な時間が持てるようになり、勉強する時間を確保して自己研鑽したり、家族や友人と旅行や趣味などを楽しむ時間を持てるようになる。
コンサルタントや講師のブランド価値を構成する3つの価値要素
自分のブランドを創るためには、自分のブランド価値を高めていく必要があります。
自分のブランドを創るためには、自分ブランドの価値を構成しているブランド価値要素を理解することがまず、最初の一歩になります。
自分ブランドの価値を構成する要素には、大きく分けて「キャラクター(存在的価値)」「コンテンツ(機能的価値)」「プロフィット(効用的価値)」の3つがあります。
これらを総合したものが自分のブランド価値になります。
これらの価値を効果的に伝えていくことで、自分のブランド価値が伝わり、ブランド構築していくことができるようになります。
ブランド価値①:キャラクター(存在的価値)
キャラクター(存在的価値)とは、自分が顧客に与える感情や印象です。
人間性、経歴、外見、熱意、自信、性格、価値観等を伝えていくのが大事になってきます。
ブランド価値②:コンテンツ(機能的価値)
コンテンツ(機能的価値)とは、自分が顧客に提供できるスキルや知識などです。
対象顧客、手段、独自性、再現性、即効性などを伝えていくのが大事になってきます。
ブランド価値③:プロフィット(効用的価値)
プロフィット(効用的価値)とは、自分が顧客に提供できる便益(変化)です。
どんな顧客にどんな実績を出しているかやお客様の声、社会的信用などを伝えていくのが大事になってきます。
<ブランド価値を伝える動画活用事例>
コンサルタントや講師がブランド価値を伝える3つのステップ
これらのブランド価値を伝える方法として、大きく3つのステップがあります。
STEP①:ブランド認知してもらう
まず、知ってもらう(認知してもらう)という必要があります。
ネットでの露出を増やしたり、色んな人に会ったりすることが必要になります。
STEP②:ブランド価値を理解してもらう
自分が何者なのか?という価値を理解してもらいます。
存在的価値は、直接会った方が伝わりやすかったり、価値によって効果的な伝え方がありますので、そのことも意識して、どの価値をどのように伝えていくかという工夫(努力)が大事になってきます。
コンサルタントや講師は、動画を使うことで、存在的価値や機能的価値などが伝わりやすいので、動画の活用は、ブランディングの重要な手段となりつつあります。
STEP③:ブランドを体験してもらう
実際にサービスを利用してもらったり、セミナーに参加してもらったりして、顧客に体験してもらうことで、価値を理解してもらいます。
価値を実感できることで、感動、感激することで、ファン化してリピートしたり、口コミ(紹介)してくれるようになったりします。
まとめ
コンサルタントや講師がブランド構築するためのブランド価値の3つの要素について解説させて頂きました。
ブランド構築で最も重要かつ効果的なのが、「売れるプロフィールを創る」ことです。
今回ご紹介したブランド価値の3つの構成要素を意識して、プロフィールの伝え方を工夫して魅力的なプロフィールにしていくことで、劇的に価値が伝わりブランディングに効果があったという成功事例がたくさんあります。
参考:伊藤剛志のプロフィール
ぜひ実践して、成果に繋げて頂ければ幸いです。
あなたの成功を心から応援しています。
伊藤剛志