オンライン交流会の実践報告と成功のポイント

オンライン交流会の成功のポイント

Zoom活用の新しい試みとして、銀座ビジネス倶楽部とオンライン交流会を開催しました。

オンライン交流会は、Zoomのメリットを活かした活用法として非常に有効性が高く、今後確実に増えてくるものと思われます。

私自身もはじめての試みでしたが、Zoom活用の有効モデルとして間違いなく活用した方が良いという確信と共に、オンライン交流会を成功させていくための運営のポイントなど色々と重要な気づきなどもありましたので、皆さんとも分かち合いをさせていただきます。

【開催日】:2020年6月18日(木)16時-19時
【開催場所】:Zoom
【参加メンバー】:14名

【実施内容】
16:00 オンライン交流会の趣旨及びスケジュールの説明(事務局:沼田洋一)
代表挨拶(加藤丈晴)
16:10 Zoomをビジネスに活用する方法(講師:伊藤剛志)
16::50 参加者全員による自己紹介
17:30 グループディスカッション「Zoomをどのように活用していくか」
18:00 懇親会

1.オンライン交流会のメリット

Zoomを活用したオンライン交流会の主なメリットは以下の通りです。

1-1.参加しやすい&開催しやすい

銀座ビジネス倶楽部オンライン交流会
とにかく、このメリットは大きいです。

主催者は会場を用意する必要なく、会場コストや準備等の手間も最小化できます。

主催者も参加者も移動不要で、自宅他の好きな場所から気軽に参加することができ、参加のハードルを最小限まで引き下げることができます。

オンライン化によって、日本全国&海外の方でも参加できるので、交流会で出会える人脈の幅を大きく広げることもできます。

1-2.「画面共有」を活用して効果的にプレゼンできる

Zoom画面共有HPプレゼン

Zoomの画面共有機能を活用して「資料」や「HP」等を魅せながら効果的にプレゼンテーションすることができます。

リアルの場合、会場が広いとスクリーンのスライドの情報が見づらかったり、プレゼンターの顔や表情が見づらいなどの問題もあったりしますが、Zoomの場合、画面に集中でき、プレゼンターの顔も良く見えるので、効果の高いプレゼンを行うことができます。

Zoom画面共有PowerPointスライド資料

1-3.チャットでコミュニケーションが活性化

オンライン交流会の大きなメリットのひとつが「チャット」を活用して、コミュニケーションを活性化して、情報交換やコラボを創り出していくことができます。

リアルの交流会の場合、自己紹介やプレゼンする人と一部の特定の人しか発言しづらいところがあり、参加者同士で気軽にコミュニケーションすることが時間や物理的な制約で難しかったりします。

オンライン交流会の場合、チャットを使って参加者も気軽に感想や意見や質問をすることができます。

自己紹介のプレゼンを聞いて、興味を持った人とプライベートチャットで個別にやりとりしたりすることもできます。

参加者のコミュニケーションが増えることで、参加満足度が高まったり、マッチングも生まれやすくなります。

1-4.バーチャル背景で興味を惹く

Zoomプロフィール画像バーチャル背景名刺オンラインエイト

プロフィール画像やカメラ映像の背景をバーチャル背景を使って興味を惹いたりブランディングすることができます。

エイトの名刺のQRコードを表示してオンライン名刺交換したり、会社やサービスのロゴを背景にしたり、色々表現することができます。

1-5.録画を動画として活用できる

オンライン交流会の大きなメリットとして、「録画できる」ということもあります。

交流会に参加できなかった人にも動画で見てもらうことができます。

もう一度、あの人のプレゼンを確認したいという時も動画で確認することができます。

また、実施風景を動画で情報発信することで、ブランディングにも繋がり、次回イベントの集客にも繋がっていきます。

▼オンライン交流会の趣旨及びスケジュールの説明及び代表挨拶

▼Zoomをビジネスに活用する方法(講師:伊藤剛志)

2.オンライン交流会を成功させるための運営ポイント

オンライン交流会を成功させるために大事になってくる運営ポイントの気づきを分かち合います。

2-1.運営体制が必要

オンライン交流会の参加メンバーが10名以上になってくると運営体制が必要になってきます。

進行役のファシリテーターは、交流会をスムーズにかつ効果的に進行するためにファシリテーションに集中する必要があります。

参加者の受付確認、Zoomの使い方の質問対応、トラブル対応、プレゼン時の時間管理、ブレイクアウトルームの準備等々は運営スタッフが対応するという様な役割分担が必要になってきます。

Zoomはたくさんの情報や事象をマネジメントしなければならないので、主催者はとても疲れます。

Zoomの運営負荷を役割分担して減らすことが、交流会のクオリティーを高めるためにも大事になってきます。

そのために主催者のファシリテーターの他にも運営スタッフも主催者として運営する知識やスキルをマスターしておく必要があります。

2-2.経験値を増やして運営力を高める

オンライン交流会は、リアル交流会と違った運営ノウハウも必要になってきます。

オンラインならではのファシリテーション、コミュニケーション、ツールを活用して交流会を盛り上げるノウハウも必要になってきます。

参加メンバーが増えると、マイクトラブル、通信トラブル、使い方がわからないなど、トラブルも増えてきます。

そうしたトラブルにも的確に対応して、交流会の進行を妨げないようにしたりすることも大事になってきます。

2-3.Zoom飲み会を盛り上げる秘訣

Zoom飲み会では、話し手1人が話すというスタイルになりがちで、他の人が話しづらかったり、ひとつのテーマでしか話せないという単一的なコミュニケーションになりがちです。

ブレイクアウトルームを使って好きなテーマ毎にグループで話すなどの方が楽しくコミュニケーションが盛り上がりそうです。

ホストはグループを周りながら、メンバーを入れ替えたり、ゲームをやってみたり、Zoom飲み会のお世話役の力量で、飲み会の盛り上がり方もかなり変わってくるかもしれません。

3.オンライン交流会の実践報告(まとめ)

オンライン交流会の参加者の感想は「おおむね良かった」と満足して頂いていたようでした。

初開催ということで、Zoomの使い方の初歩的なことがわからない人がいて会の進行がスムーズにいかなかったりもたつくところもありましたが、加点主義ではありませんが、初形態の試みでしたので、チャレンジ価値の方がはるかに高かったという印象はあります。

オンライン交流会は、会場手配や移動といった手間や制約がないので、早朝や夜の時間帯などでも開催できます。

開催頻度もこれまでは月1回でしたが、オンライン交流会であれば、もっと気軽に頻繁に開催することもできます。

従来の考え方を捨ててゼロリセットして、Zoom(オンライン)を活用したあるべき姿を描き実現していくことで、新しい次元に大きく飛躍していくことができます。

オンライン活用のメリットの本質は、コミュニケーションを増やせることです。

コミュニケーションが活性化することで、新しい出会いやコラボや価値創造に繋がっていきます。

Zoomをオンラインコミュニケーションツールという短絡的な捉え方ではなく、オンライン時代の価値創造活動していく新しいあり方・取り組みとして実践していくと、従来の10倍以上の価値を社会に生み出していくことができるようになります。

まだ、ほとんどの方が、その可能性やメリットに気がついていません。

YouTubeの価値には、一般人も気づきはじめて続々と参入をはじめています。

Zoomはまだ黎明期で、活用法や価値に気づいている人はまだ少数です。

何事も早くから実践し経験値を積んでいくことで、得られる先行者利益は大きくなります。

私たちは賢明にIT(Zoomや動画)を活用して、多くの人に貢献する価値を生み出す仕組み創りに取り組んでいきましょう。

4.次回のオンライン交流会の開催スケジュール

銀座ビジネス倶楽部のオンライン交流会(第2回)は、7月16日(木)20時〜開催予定です。

誰でも参加可能です。

ご興味ある方はぜひご参加ください。

参加希望者はこちらのアドレスまでご連絡ください。

info@professionalmarketing.jp