学んだノウハウを人に教えても良いですか?

こんにちは、伊藤です。

動画マーケティング実践講座の入会を検討されている方からこんな質問を頂きました。

「この講座で学んだ動画制作やマーケティングノウハウを他の人に教えても良いですか?」

その方は、企業向けにコンサルティングや研修をされている方で、自分のクライアントにも動画マーケティングノウハウは役に立つので、学んだ内容を自分が人に教えても良いですか?と確認するための質問を頂きました。

私の答えは、もちろんイエスです。

講座で学んだノウハウは、他の人に教えるのは駄目ですと禁じている講座も多くあるようです。

古いタイプの講師とデジタル時代に活躍する新しい講師の考え方の違いの大事な部分になってきますので、私の考え方を少しシェアしたいと思います。

自分の成功体験を踏まえたものでないと他人を成功に導けない

教育ビジネス業界では、他人から学んだ表面的なノウハウを教えている人を「劣化コピー」と蔑んだ意味も含めて呼んでいたりします。

その受講生がノウハウを実践して素晴らしい成果を出して、自分のモノとしてそのノウハウを体得し、自分流の実践ノウハウとして他人に教えるのであれば、全く問題はありません。

しかし、自分が実践できていなかったり、成果をだせていないのに、机上の理屈(あるべき論)だけを教えても、受講生を成長や成功に導くのは難しかったりします。

自分で実践して成果を出す成功体験をして、本質や実践スキルを体得しないと人を効果的に成功に導くことはできません。

一流講師の大事な条件だと私は考えています。

情報時代は情報自体の価値はフリー化する

情報時代は、これまで講師が売り物にしていた大事なノウハウは、オープン化&フリー化していきます。

情報自体の価値は、どんどんなくなっていきます。

そして、人を成長させる「教育」といったサービスに価値がシフトしています。

本物の講師から直接学ぶことで刺激や気づきを得てモチベーションになったり、一流から直接学ぶことで本質や実践ノウハウの重要ポイントを学び効果的に成果に繋げられるようになったり、また同じ目標を持つ良い仲間と一緒に成長していける繋がり(コミュニティ)がやる気に繋がったりと、こうしたサービスに価値がシフトしています。

昔、情報自体に価値がある時代、情報こそ最高の資源(リソース)として著作権やなんだかんだと頑なにノウハウの外部流出をふせいだり、ノウハウを出し惜しみして自分の価値(存在意義)を守ろうとする人たちがいました。

また、日本人は勤勉な性質もあり、受講生にも、色んな本を読んだり、セミナーに参加して、ノウハウを仕入れることが目的化してしまっているノウハウコレクターもたくさんいます。

ノウハウを出し惜しみするせこい講師や、表面的にノウハウを学んだ程度の人がそのノウハウを教えて他人を成長、成功に導くことはできません。

本当に人を成長させるには、受講生を成長させるプロとしての使命感を持ち、利他の精神で徹底的にサポートする生き様、存在感を見せて、受講生にノウハウだけではなく、あり方(存在価値)を伝えて、内面に深く影響を与えることが動機付けとなり、ノウハウの実践に繋がり、成果に結びついていきます。

リーダー(講師)は、高い次元の存在感で影響を与えて動機付けした上で、新しい思考法(ノウハウ)を教えて、受講生に自分で考え行動させるという実践トレーニングを通じて成長へと導いていくというのが、人材育成、教育の基本的なあり方(本質)だと私は考えています。

受講生に自分で考え頭落ち腹落ちさせて行動させて成果に繋げていくというのは、相当に根気や努力が必要で、面倒な仕事です。

しかし、そうしたプロセスを経ないと人は成長していきません。

人を育成するというのは手間のかかる仕事です。

だからこそ、価値がある仕事でもあります。

知識やスキルを短期間で教えるセミナーや研修では、ほとんどの受講生が成長につながっていないという実態があります。

色んなカリスマ講師と直接話す機会もありますが、セミナーは色んな人に教えて自分は楽しめて稼げる商売にはなっても、結果として、人の成長にはつながっていない自己満足に終わってしまっている自分の仕事の悲哀を感じている有名講師も少なくありません。

これが昔の教育ビジネス、セミナービジネスの実態でした。

これからの教育ビジネスのあり方

知識やスキルを修得するには、実践トレーニングを積み重ねて、改善しながら体得していくプロセスを経る必要があり、それには、相当の時間や努力が必要になります。

新しいスキルを学び、実践していくには、動機付けや習慣化が必要になります。

90%以上の大半の受講生達は、そうしたセルフマネジメントをできずに、本やセミナーでその場で学ぶだけで実践できずに、成果を出せないというのが、よくあるパターンです。

これからの教育ビジネスにおいては、ノウハウ提供ではなく、人を成長させる仕組み(サービス)を提供していくことが重要になってきます。

これから情報時代がますます進み、情報自体は簡単に入手できるようになります。

副業・起業するコンサルや講師も増える中で、劣化コピーが今後も増えてくるかと思います。

しかし、そうした中で、本物の輝きを放つパーソナルブランドの構築が重要であり、ブランディングできている人に一極集中する(ひとり勝ちする)というのが、インターネット時代の成功のルール(本質)です。

パーソナルブランドを構築するためには、一点集中して成果を出し、受講生にも成果を出せる実践メソッドやソリューションを創り上げ、顧客に成果を出しながら実績を積み重ねて、ブランドを構築していく。

これが一流のプロフェッショナルになるための基本ルールです。

一点集中できていない人がたくさんいます。

自分軸やビジネスプランを明確にできていない人です。

自分軸が確立できていないので、色んな情報や状況に振り回され、表層的に色々なことにトライしても、短期間では成果もでず、スキルも身につかず、価値のあるものを創っていけません。

一点集中してとことんやり続けて、深堀りして、本質を掴み、実践スキルを培っていくことで、自分の価値を高めていけます。

ブレイクしている講師を見ても、たいがい最初は一点集中で成功していっています。

使命感を持てるか、強い信念を持てるかどうか。

一流のプロになっていくためには、自分軸を明確にすることが重要です。

この自分軸も色んな行動や経験を積み重ねていく中で、見つけていくことができます。

プロへの道を歩み続ける中で、試行錯誤しながら見つけていくことができます。

成功するには、やり続けること。

多くの成功者が伝えている言葉です。

プロフェッショナルの道は、終わりなき追求の人生です。

その道を歩み続けて、本質を掴み、実践スキルを体得する人が、一流になっていくことができます。

プロフェッショナルの本質

プロフェッショナルの究極の目的は、自分の魂(使命)を磨くことだと私は捉えています。

魂を磨くことに集中している時、ゾーンに入ると言われたりもしますが、最高に幸せを感じることができます。

最高のパフォーマンスを発揮することができます。

自分の真のメソッドを他人に教え、他人が成功する姿を見るのが、最高の悦びです。

その積み重ねが、自分のブランドを創っていくことに繋がっていきます。

パーソナルブランド構築は、テクニック論よりもこの本質的な生き方(マインドセット)を掴むことが重要です。

一流思考は、一流と直接触れて刺激を受けながら学ぶ必要があります。

一流の集まるコミュニティは、一流が成長しやすいコミュニティです。

一流同士で刺激しあい、成長も加速します。

(私の理想は吉田松陰の松下村塾です。)

二流の講師のところには、二流以下のメンバーが集まります。

受講生の質を見れば、講師のレベルがわかったりもします。

受講生が成果を出せているかどうか。

一流の講師かどうかは、そこを見ればわかります。

なので、一流の講師になるためには、受講生に成果を出すことにフォーカスすることが大事になってきます。

成果を出した受講生の実績や口コミがブランドになっていきます。

今日からでも全力で自分の価値を高める本物の仕事をしていきましょう。

伊藤剛志

 

追伸)

あなたのビジネスモデルの骨子や全体像を考えるワークショップを10月19日(土)に開催します。

ご興味ある方は、ぜひ一緒に学びましょう。
http://professionalmarketing.jp/procon-seminar-20191019

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コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、経営戦略コンサルティングファームにて、大手自動車メーカー、大手百貨店、中古車流通、ソーシャルメディアマーケティング分野等の各業界ナンバーワン企業の経営改革プロジェクトを推進。 現在は「新しい教育を通じて社会を豊かにしていく」ミッションに基づき、有力なコンサルタントや講師のコンテンツマーケティングやビジネスモデル構築のプロデュースを手がける。

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