セミナー集客の成功法則(セミナー開催レポート)

セミナー伊藤剛志講師コンサルタント集客動画SNS

2018年3月3日に日本プレゼンテーション協会の3月度の月例セミナー「一流のセミナー講師への道(集客編)」〜BtoCの講座ビジネスを創る為の自主開催セミナーに優良顧客を20人集客する動画&SNS活用法〜を開催しました。

今回のセミナーでは、「自主開催セミナーに確実に20名の優良顧客を集客する方法」を日本プレゼンテーション協会の理事やまた私のクライアントや知人などにしっかりとお伝えしようということを目的にし、セミナー講師を中心に20名の方にご参加頂きました。

1.プロ講師になりたい目的

ナレッジファシリテーションセミナー伊藤剛志コンサルタント

セミナーの目的を明確にする為に、セミナーの前半に「ナレッジファシリテーション」という思考を「見える化」する技法を活用して、受講者全員でブレストを行い、意識共有を行いました。

最初に、受講生が「なぜ一流の稼げるプロ講師になりたいか」の目的やゴールイメージを明確にしていきました。

目的

2.自主開催セミナーの悩み

自主開催セミナーにおける現状の悩み(問題)では、セミナーの開催プロセスに応じて、『企画』『コンテンツ』『集客』『共通』で問題を整理していきました。

特に問題となっていたのは、『企画』フェーズで、「顧客ニーズが把握しきれておらず、その為に、コンセプトが曖昧になったり、魅力的なセミナータイトルやキャッチコピーがつけられていない」というものでした。

『集客』面では、「どうやって集客すれば良いかのセミナー集客の方法自体がわかっていない」という声や「SNSをどう活用して良いかわからない」「新規集客するにはどうすれば良いかわからない」という声がありました。

また、『共通』部分で、「時間がない」という意見も多く、「色んな仕事をやりながら、ひとりでは、セミナーの企画や集客にかけられる時間が限られているので、なかなかやりきれない」というような意見がありました。

悩み

3.自主開催セミナーで解決したいこと

自主開催セミナーを成功させていく為に解決したいこと(知りたいこと)としては、『企画』面では、「顧客ニーズの特定方法を知りたい」「魅力的なタイトルやキャッチコピーの付け方を知りたい」「魅力的なプロフィールの書き方が知りたい」「ビジネスプランを創りたい」などがありました。

『コンテンツ』面では、「受講生が学びたいことと、講師が教えたいことを整合させながら、いかに魅力的に魅せていくかの資料の作り方を知りたい」という意見がありました。

『集客』面では、「効果的な集客方法を知りたい」「SNSの活用方法を知りたい」「動画の活用方法を知りたい」「パーソナルブランディングのやり方を知りたい」「リピートを増やす方法が知りたい」といった様々な集客に関するテーマを知りたいという意見が沢山ありました。

学びたいこと

4.セミナー集客の成功法則

セミナー集客の成功法則コンサルタントセミナー講師伊藤剛志

セミナー受講生の「一流講師になりたい目的」や「自主開催セミナーの現状の悩み(問題)」「学びたいこと」をクリアにした上で、伊藤剛志講師が、受講生を成功へと導いていく為に、全力でセミナー集客の解決策(成功法則)を教えていくプレゼンテーションを行っていきました。

インターネットビジネスモデル

一流の稼げるプロ講師になっていく為には、ビジネスモデルを創っていく必要があります。

ビジネスモデルも、目に見えない「ビジネス基盤」と目に見える「ビジネスモデル」に分かれてきます。多くの人は、セミナー集客する為に、セミナー集客する為のマーケティングの手段(施策)に目がいきがちですが、ビジネス基盤が大事になってきます。

ビジネス基盤は、プロ講師としての経験や人間力、ビジネスプラン(特にコンセプト)、コンテンツ、スキルやチームなどになってきます。

ひとりでちまちまとセミナーをやっていても、大きなビジネスにはなっていきません。

一流の稼げる講師になるには、ビジネスとして捉え、経営者になってビジネスをマネジメントしていくことが必要になってきます。

そうした経営者意識(思考)を持ったりすることも「プロ講師としての人間力(マインドセット:心構え)」になってきます。

5.セミナー集客の成功の3ステップ

セミナー集客する為には、以下の3ステップを着実に実践していけば、優良顧客を確実に集客していけるようになります。

ステップ①:「セミナーの価値を設計する」
ステップ②:「セミナーの価値を見える化する」
ステップ③:「セミナーを営業(拡散)する」

5-1.ステップ①:「セミナーの価値を設計する」

セミナー集客する為には、セミナーの価値を高めていくことが大事になってきます。

セミナーの価値は、大きく「講師の人間力」「コンテンツ力」「コミュニティ力」の3つで構成されます。

特に、コンテンツ力の基礎となるコンセプトが大事になってきます。

誰に、どんな結果を、どんな手段で提供するのか、独自性(売り)は何か、その証拠(実績や事例)は何か?といった5点を明確にすることです。

売れてない講師は、ここを明確にできていない傾向にあります。

5-2.ステップ②:「セミナーの価値を見える化する」

セミナーの価値を見える化する方法(ツール)としては、「セミナー紹介資料(チラシ)」、「セミナー紹介動画」、「セミナー紹介ページ」の3点セットになります。

講師は、自分自身が商品になってきますので、まずはこの人から話を聞いてみたいと思ってもらう為に「好意」や「興味」を持ってもらうことが大事になってきます。

講師に興味を持ってもらえなければ、どんなに良いコンテンツがあったとしてもその講師の話を聞いてもらえません。「好意」や「興味」を持ってもらう為に、動画が非常に有効な武器になってきます。

セミナー紹介動画も、インタビュアーとの対談でセミナーの魅力を引き出したり、顧客と対談して成功体験(事例)を紹介したり、色んな方法がありますが、特におすすめなのが、対談です。

自分の魅力を自分で紹介するよりも、自分の魅力は他人に引き出してもらった方が、第三者にもその価値が伝わりやすくなります。

5-3.ステップ③:「セミナーを全力で営業する」

ステップ1と2をしっかりやったら、後は、全力でセミナー営業して、できるだけ多くの人にセミナーのことを知ってもらうというのが大事になってきます。

セミナー営業の効果のある順番は、①自分の顧客や知人、②仲間の紹介、③新規という順番になります。

新規顧客を集客するというのは、一番大変です。

まずは、身近なところから、しっかりと集客する。

逆にいうと、自分の身近な人達を集客できないようであれば、そのセミナーはそもそも価値がない、成立していないということになり、新規集客も非常に困難です。

人気セミナー講師と書くと、文字通り、人の気がある、人が集まる講師が、人気講師です。

人が集まってこない講師、身近な人も集められない講師は、そもそものセミナーの価値から磨き直す必要があるというのが、私の考え方になります。

研修講師の場合は、自分に集客力がなくても、研修会社が研修の場をセットしてくれます。

だから、講師料は単価が安いという特徴もあります。

自主開催セミナーは、自力で集客しなければなりませんので、セミナー集客の成功の3ステップをきちんと実践していくことが大事になってきます。

5-4.セミナー集客は、リストが命

セミナー営業で、何より大事なのが、リストになってきます。どれくらいコンタクトできるリストを持っているかどうか。リストの次に大事なのが、コンテンツになってきますが、良いコンテンツを提案して、申込率を上げるよりも、リストの母数が多い方が、集客人数を増やすことができます。

自分のハウスリストをまずは増やすことです。

自分のハウスリストがなければ、リストをもっている人、影響力のあるメディアを持っている人、大勢のコミュニティを運営している人など、他人の力を借りる必要があります。

他人の力を借りれるかどうか、また良い紹介の仕方で紹介してもらえるかは、日頃からの人間関係(信頼関係)などが大事になってきます。

セミナー風景伊藤剛志コンサルタント

セミナーの時だけ、「セミナーの紹介をお願いします」と頼んでも、人は動いてくれません。

日頃からの善行(価値提供)の積み重ねが、セミナー集客のシーンで、現れてきます。

このように、セミナー集客は、講師の総合的な実力が現れるものになってきます。

セミナー集客できない講師が8割以上だと思いますが、ビジネスモデルの構築プロセスで弱点や課題があるので、そこをきちんと改善していくことで、確実にやるべきことをやっていけば、自主開催セミナーに20名集客するのは、十分可能です。

またフロントの体験セミナーに集客するのが目的ではなく、本命サービスの顧客になってもらうことが、セミナーの成功の本質になってきます。

その為にも、このセミナー集客の成功の3ステップをきちんと実践して、顧客に魅力のある価値のある企画(サービス)を創って、プレゼンテーションしていく必要があるのです。

セミナー集客できない講師は、いわばアマチュア講師です。

このセミナー集客の成功の3ステップを実践して、一流の稼げるプロ講師になっていきましょう。

6.セミナー受講生の感想

伊藤剛志セミナーコンサルタント箱田忠昭日本プレゼンテーション協会動画山口伸一高野文夫
セミナー受講生の感想は、「とても良いセミナーだった」「内容がとても素晴らしかった」「集客方法が理解できた」など、大変満足度の高い感想をたくさん頂きました。

今回は、ナレッジファシリテーションを活用したり、パワーポイントのプレゼン資料を敢えて使わずに、マニュアルの解説中心でノウハウを受講生にしっかりと落とし込む形のプレゼンスタイルを取ったりと、色々と新しい試みも多いセミナーで、時間配分や教える内容や教え方には、ポジティブな意見とネガティブな意見も両方ありましたが、新しいセミナーのあり方を模索していくという点でも、チャレンジングなセミナーとなりました。

特に、「ナレッジファシリテーション」で、受講生が一体となって思考を共有化する手法は、とても素晴らしかったという意見も多く、今後もセミナーで色々と活用していく機会が増えていきそうでした。

セミナー受講生の感想伊藤剛志コンサルタント

今回のセミナーと同じ内容のセミナーを4月28日(土)にも開催します。

今回参加できなかった方、プロ講師になる方法にご興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳細は、日本プレゼンテーション協会のHPでご確認ください。