経営理念の事例紹介:IDOM(ガリバー)

中古車流通業界最大手のIDOM(ガリバー)は、自動車流通革命に挑み、経営理念(イズム)の力を活用して、創業10年で年商1000億円を達成した日本で唯一のハイパーグロースカンパニーです。

Googleをはじめとする世界数十社がハイパーグロースカンパニーとして知られていますが、その中で日本ではただ1社、名を連ねているのが、自動車関連事業を手がけるIDOM(旧・ガリバーインターナショナル)です。

経営理念(イズム)を全社員に浸透し、イズムをベースに経営を行うマネジメント手法を私も現場で学ばせていただき、超成長企業の成功の秘訣として、とても感銘を受けました。

IDOM(ガリバー)の経営理念

企業理念

「Growing Together」

私たちは、豊かな未来のために、IDOMイズムの体現を通して、5つのステークホルダーと共に成長し続けることを目指します。

IDOMは、創業来、「社会」、「お客様」、「社員」、「パートナー」、「株主」の5つのステークホルダーと共に成長することを目指す「Growing Together」という企業理念を掲げております。

この企業理念に基づいて、中古車流通ビジネスを通じ、「持続可能な社会の実現に貢献」することは、「IDOMの存在価値」そのものであると考えております。中古車流通ビジネスの改革に果敢に挑戦し、「IDOMの存在価値」を高めることで、より一層「持続可能な社会の実現に貢献」してまいります。

IDOMガリバー経営理念

ビジョン

自動車流通革命:業界のイメージを変える

「業界のイメージを変える」そんな想いを持って我々は立ち上がりました。「買う」「売る」だけでない、一人ひとりのスタイルにあわせた流通構造の実現。現在のインフラ×ネットワークビジネスを融合させた、オムニチャネルの構築。固定概念を見直し、お客様視点のサービスを生み出す。世の中の「非常識」を「常識」へ。作りたい未来は「世界最大の自動車インフラ」。これからも変革に挑戦し続けます。

バリュー

信念12か条

常に高い志を忘れず。
常に情熱を忘れず。
常に信頼を忘れず。
常にプラス思考を忘れず。
常に挑戦を忘れず。
常に笑顔を忘れず。
常に行動を忘れず。
常に謙虚を忘れず。
常に真心を忘れず。
常に誇りを忘れず。
常に覚悟を忘れず。
常に感謝を忘れず。

IDOMの経営理念の考察

IDOM(ガリバー)では、イズムの浸透をとても大切にしていました。

自動車流通革命という大きな挑戦に挑んでいくために社員ひとりひとりの心にイズムを植え付け、そのイズム(心のあり方)を発揮していくことで、新しいことに挑戦し、超成長企業になっていきました。

経営理念活用の良い事例になります。

イズム浸透させるために、色んなコミュニケーション施策が実施されていました。素晴らしい会社です。

経営ビジョンの数値目標などは、壁にでかでかと貼り出して常に確認できる状態にしていました。

毎週全体朝礼で社長からイズムの落とし込みがされています。

毎月の定例会議などでも落とし込みがされます。

信念12か条を毎朝朝礼で唱和して、心を整えていました。

月刊の社内報で確認する。

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