こんにちは、コンサルタント育成家の伊藤剛志です。
情報提供型セミナーには、大きく分けて3つの目的があります。
情報提供型セミナーの3つの目的
「セミナーはうまくいきましたか?」と聞くと、以下の3種類の回答をする人がいました。
①セミナー集客が目的になっている人
1人目は「今回はセミナーに何人集客できたからうまくいった」と喜んでいる人です。
セミナー集客が目的になっている人です。
セミナー集客が苦手な人は、自分のセミナーに何人集客できるかどうか、集客を成功できるかという自分視点の目的に意識がいってしまっています。
②セミナーの満足度向上が目的になっている人
2人目は「私のセミナーの受講生の満足度は95点でとても満足度が高いです」という人です。
セミナー受講生の満足度を高めることが目的になっている人です。
研修講師によくいるパターンです。
③受講生の成長&成果創出が目的になっている人
3人目は「私のセミナーの受講生は、学んだノウハウを全員が実践して成果を出しています」という人です。
セミナー受講生の成長や成果を生み出す、真の教育を目的にしている人です。
真の教育とは「できない人をできるようにすること」
私のセミナーもこの3段階目の目的の深さに深化してきています。
この3段階目になると、講師も受講生もみなが笑顔に幸せになれます。
教育ビジネスの醍醐味を味わうことができます。
真の教育者はこの3段階目のレベルを目指すべきですが、そういう本物の講師は、本当に少ないなというのが、このコンサル&講師業界を見渡した私の感想です。
なので、コンサルやセミナーやコーチの価値がよくわからないという状況になってしまっています。
本当に価値ある教育はとても価値があるものです。
大学院などに高額の費用を払い学びにいくのは、そうした価値があると思っているからでしょう。
これからは社会人の学び直し「リカレント教育」が重要になってきています。
真の教育が生まれなければ、日本人の学び直しは進まず、日本人の力はどんどん低落していってしまいます。
日本を元気にするためには、教育者の役割は、重要だと考えています。
合同交流会「コミュニティリーダーサミット2021」の目的
18日の合同交流会「コミュニティリーダーサミット」も集客目標の50人集めるという一段階目の目的はおおむね達成できそうです。
次に、参加していただいたみなさまに良い体験をしていただき、満足していただくという点でも、とても充実した企画や講演者を用意することで、満足度の高い場が作れることも、おおむね大丈夫かと思っています。
大事なのは、3つ目の目的です。
今回の真の目的は、クチコミマーケティングの実践者達からクチコミマーケティングのノウハウを学び、クチコミマーケティングを実践して成果創出していくことが、本当の目的です。
今回のイベントを通じて新しい仲間をつくり、その仲間とともにクチコミマーケティングで、ビジネス効果を生み出していけるかどうか。
「12月18日の合同交流会に参加して、ビジネス成果を得ることができた」と、笑顔になる人を何人つくれるかが、主宰者として追求していくべき真の目的だと考えています。
ここがとても重要です。
また、この目的を達成することができれば、クチコミ成果を生み出すことができれば、その他大勢の色んなイベントとは違いを生み出せていけます。
目的の深さで「違い」を生み出す
クチコミマーケティングしようという目的のもと交流会や勉強会は、世の中にごまんとありますが、クチコミもらえている人は1割程度というのが通説です。
この成果を2割3割5割と少しでも増やしていくことで、違いを生み出すことができ、コミュニティへの信頼やファンが生まれていきます。
コンサル起業実践会では、真の目的を意識して、日々努力を積み重ねることで、コツコツ信頼を高め、できたばかりのコミュニティでも、他の歴史あるコミュニティと遜色ない成果を生み出すことができました。
コミュニティリーダーの目的が、3つの段階のどこを見ているのか。
これによってコミュニティの成果や成功が大きく変わってきます。
今回の質問
・あなたは、セミナーやコミュニティを主宰する時、どの目的にフォーカスしていますか?
・また、どの目的を意識しているセミナーやコミュニティに参加したいと思いますか?
▼18日の合同交流会の詳細はこちら
https://professionalmarketing.jp/seminar-20211218