こんにちは、サクセスナビゲーターの伊藤剛志です。
今回は、勝者の人生を生きる方法についてご紹介します。
ラグビーW杯で決勝に進んだイングランド代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏は『勝者になるための条件』についてこう語っています。
「最高のビジョンを持つこと」
「勝利を信じること」
「100％ハードワークすること」
ご承知の通り、エディー・ジョーンズ氏は、2015年のラグビーW杯で、ラグビー最弱国といわれていた日本が世界の強豪国南アフリカを倒すというスポーツ界に残る伝説の勝利を実現した指導者（コーチ）です。
それまで負け癖のついていた日本代表選手を勝者に変えていく中で大事になった起点は、「勝者のメンタリティーに変えていくこと」だったそうです。
エディーさんは、そのことを「マインドセットを変える」という表現を使っています。
自分流の戦い方・生き方を確立する
勝利するための戦略としては、成功している人達の真似をしても前提条件が違えば、勝てません。
ニュージーランドなどのラグビー強豪国は、日本よりもはるかに強靭な肉体を持っています。その自分たちの強みを生かした戦い方を確立して、強いチームになっています。
肉体やマインドなどが異なる日本が戦い方だけを真似しても、勝負に勝つことはできませんでした。
エディーさんがコーチになってから、日本代表も自分達の強みや長所を活かして、自分達に合った戦い方「ジャパン・ウェイ」を創りだし、ハードワークして修練しながら自信を培い、勝てるチームを創り、勝利を実現しています。
今回のW杯でも、ワールドカップ優勝という目標を持って、イングランド代表を率いているエディーさんが再び伝説を創ることができるのか楽しみです。
『成功の本質』はラグビーに限らず、私達の人生やビジネスにおいても同様です。
私達も最高の人生を実現するためには、自分のありたい姿や成し遂げたいことといった人生の目的や目標を明確にして、自分の強みを活かしながら、毎日ビジョンを信じて、ベストを尽くすことで、後悔しない充実した人生を生きることができます。
ラグビーでもチームのため、仲間のために全力で戦います。
私達も自分の役割や目標を明確にして、全力で仕事して、顧客や周囲の人たちに良い影響を与えていく。
この積み重ねをしていくことで、自信を高め、充実した人生を実現していくことができます。
大事なポイントは、目の前の仕事をこなすだけではなく、中長期先の目的やビジョンを意識して、目の前の仕事に臨めているかどうかが大切です。
他人から与えられた人生（仕事）ではなく、自分で考え、自分で目的意識を持って、行動して、成果を出していくプロセスの中で、創造性や主体性や表現力などの「生きる力」が培われていきます。
責任感を持ち、主体性を持って生きることで、人生が輝いていきます。
日本人の多くは、失敗することを恐れ、責任をもつことをさけ、他人の指示に従う、他の人と同じことをする、リスクを取らない人が多い傾向が、国民性としてあります。
しかし、現代では、日本人のその特性が、日本の成長のボトルネックになってしまっています。
ラグビーもそうでした。
ひとりひとりが自分の役割や責務を考え、判断力を持ち、行動する力を身に着けていくことで、勝てるチームに変貌していきました。
私達も自分の人生を責任を持ち、自分で考え、行動していくスタイルに変える必要があります。
人生100年時代となり、これから大事なポイントは、個人が自分で生きる力を身につけることではないかと私は考えています。
国や会社に依存しても、人生を守ってもらえず、国や会社も個人の自立を求める時代に変わろうとしています。
ひとりひとり価値観が異なる中で、自分の人生は自分で舵取りしていかなければなりません。
自分にとって最適な人生のロードマップを創ることが必要不可欠です。
止まったままでは、生き残っていけません。
常に学び、行動して、成長し続けていく必要があります。
今月のサクセスマネジメントクラブでは、人生を成功に導くコーチの坂本先生と『人生のロードマップの創り方』について共に学び、成長へと繋げていきます。
初参加でももちろん参加可能です。
ご興味のある方はぜひご参加ください。