
こんにちは。伊藤です。
解決志向やキャリアブランディングで人気講師の増田崇行先生が遂に出版デビューされました。
処女作は増田先生が最も得意とされ10年以上にわたって企業研修で教えてこられた問題解決とコミュニケーションの実践スキルを解説した本になります。
「できる理由」が解決力を高める ~職場の問題解決とコミュニケーションに役立つ実践スキル」
1.職場に蔓延するコミュニケーションの問題の一例
私もプロジェクトマネジメントや組織マネジメントする際、目標を創り、タスクや計画にブレイクダウンして、進捗管理する時は、その計画に対して、できているかできていないかの確認、そしてできていない時はなぜできていないのかの原因追求して、解決策を考えるというアプローチをずっとやってきていました。
相手の問題解決の少しでも手助けになればと、良かれと思って、一緒に原因と解決策を徹底的に深掘りして考えていました。
但し、進捗報告する側にとっては、高い目標や計画に対してできていないケースが大半なので、常に未達報告とできていない原因を深掘りしていく感じで、心理的には、ポジティブというより、ネガティブに感じがちでした。
みんな良い人達ばかりでしたので、愚痴も言わずに頑張ってくれていましたが、心理的なストレスはじょじょに積もっていきますので、表面的にはみんな協力してくれていましたが、本質的にはもっと良いアプローチがないものかとずっと思っておりました。
2.ポジティブに楽しく解決アプローチしていく「解決志向」
増田先生と出会い、増田先生の解決志向というポジティブに一緒に問題解決するコミュニケーションを教えて頂き、直ぐに「これだ!」と衝撃を受けました。
解決志向では、できていない現状をネガティブに捉え、原因の解決策を考えるのではなく、現状を肯定的に捉え、未来に向かって進んでいくためには、どうすべきかを一緒に考えていきます。
やろうとしていることは同じでも、ちょっとした視点の持ち方、思考の使い方の違いで、お互いの心理的な気持ちがまるで変わってきます。
3.増田先生が人気講師の理由
コーチングなどでも似たようなことを教えていたりするようですが、増田先生の解決志向は、職場などのビジネスシーンで実際に直ぐに使える形の実践スキル(手法)として、すんなり学べて、直ぐに使えるので、とても効果的でした。
私と同じように、ロジカル思考な人は、原因追求の解決アプローチになりがちで、そうしたアプローチが、多くのうつ病予備軍を生み出す原因に少なからずなっている部分もあるかと思います。
原因追求型ではなく、現状をとにかく肯定し、積み上げ型アプローチで、どうやって山を登っていくかというポジティブ・アプローチで解決志向するアプローチをぜひ多くの人にも知って頂ければと思っています。
ポジティブな感情で、楽しく目標達成していけるそんな社会が広がっていけばと思います。
ぜひ増田崇行先生の 「できる理由」が解決力を高める ~職場の問題解決とコミュニケーションに役立つ実践スキル」を読んでみてください。