【動画活用事例】1億円の寄付金を集めた天木直人さんの選挙マーケティングから学ぶ「コミュニティを創る成功の9ステップ」

私がご支援させて頂いている天木直人さんの
新しい政党「オリーブの木」ですが、
なんと1億円の寄付金が集まったそうです。

夏の参議院選挙に最低10名の候補者を出馬させるためには、
2,000万円〜3,000万円の供託金が必要でした。

オリーブの木は、
無所属の人が集まり創った
新しい政党でです。

既存政党のような組織力や資金力もなく、
資金もほとんどない中で政党を立ち上げたものの
選挙に出馬するための供託金を用意できるか
かなり微妙な状況でした。

寄付金が集まらなかった場合は、
自己資金や借入等あらゆる手段を使ってでも
資金を集めるという覚悟でした。

参院選の公示が7月4日なので、
6月末までに資金目処をつける必要があり
最後の最後で、多額の寄付金を
集めることができました。

多額の寄付金が集まることで、
金の無い選挙から、
金のある選挙を展開できることになり、
状況が一変しました。

まさに起死回生です。

天木さんとは2017年7月から
プロジェクトをご一緒させて頂いていますが、
これまでも数々のドラマを
一緒に体験させて頂きました。

99%負けることが確実な困難な状況の中でも、
既存政党のデタラメな政治、国政を正すために
誰かが立ち上がらないといけない。

誰もやらないから、自分がやると。

正義感があり、勇気や気概のある
本物の国士です。

最高レベルに素晴らしい方とご縁を頂き、
私も日々刺激を頂き、
成長の原動力になっています。

天木さんが、自分の仕事に全力で取り組む姿を見て、
私も自分の仕事で本気で全力で取り組もうと
進化を続けることでプロデュース力も高まり、
今があります。

「コンサルタントはクライアントと共に成長する」
という黄金律(ゴールデンルール)があります。

良いクライアントに恵まれることで、
コンサルタントも成長、成功の機会にしていくことができます。

良いクライアントと人生をかけて、
良いプロジェクトを本気でご一緒させて頂き、
一緒に成長、成功していけるのが、
コンサルタントの仕事の最大の歓びかもしれません。

2017年7月に天木さんから、
以下のようなビジョンとミッションを
共有させてもらいました。

  • 今の日本のデタラメな政治を正したい。
  • 憲法9条を国是として、世界平和をリードする日本を創っていきたい。
  • 2019年夏の参院選への出馬を目標にして準備したい。
  • 動画を活用してインターネットで影響力を高め、仲間や資金を集めたい。
  • HP、YouTube、Twitterなどインターネットのマーケティングを手伝って欲しい。

このビジョンを共有させて頂き、
これまでプロジェクトを推進してきました。

逆境、追い風が続く中でも、
強い信念を持ち、前に進み続けていくことで、
今、大きなビジョン実現の道が開けてきました。

参院選でオリーブの木から
最低1名でも当選者を出せれば、大勝利です。

全国比例区で1人当選するためには、
100万票が必要と言われています。

新規参入の政党が
これだけの票を集めるのは、
非常にハードルの高い壁です。

これまでも、多数の有力者が挑戦しても
100万票獲得の勝利には及ばないケースがほとんどです。

今回の選挙でも、
当選できるかできないかは
あくまでも結果論です。

大事なのは、この選挙を通じて、
「対米自立」のメッセージを全力で訴え、
対米従属の植民地政策で
日本の政治がいかにおかしいかや、
それによって国民がどれだけ被害を受けているかを伝え、
国民に気づきを与えることです。

ひとりでも多くの人に
日本の実態を知り理解してもらい、
この国を変えていかないといけないという
気づきや意識改革に全力を尽くすことが大事です。

天木さんは、京都を基軸に選挙活動し、
「京都の都大路を日米安保反対の声でいっぱいにする」
というビジョンを持ち、
今回の選挙を戦おうとされています。

2017年の衆議院の解散総選挙では、
天木さんも急遽出馬を決めて、
準備や組織力なく惨敗しました。

かたや、立憲民主党の枝野氏は、
日本を救う救世主のようなヒーロー扱いされ
その様子を見て、2019年の参院選では、
天木コールがうずまく状況を創りたい」
私も心底思いました。

ビジョンを持ち続け、
信念に深く刻み、
行動し続ければ、夢は叶う。

これまでも沢山のプロジェクトで、
素晴らしいドラマを経験してきました。

天木さんにも
人生をかけた集大成の闘いとして、
悔いなく、ベストを尽くして頂き、
ひとりでも多くの方に天木さんのメッセージが伝わり、
社会が変わるきっかけになればと願います。

進捗はまた随時共有させて頂こうと思います。

今回は、悲願の参院選にエントリーできるまでになった
人や資金を確保できた基盤創りの
成功要因を整理してみたいと思います。

選挙マーケティングは、
私達コンサルタントや講師の
セミナー集客や講座などのコミュニティ創りと
マーケティングの本質は共通点が多いので、
とても参考になります。

コミュニティを創る成功の9ステップ

①HPを創る

プロジェクトを伝える基盤となる
メディアを創る必要があります。

そのメディアを通じて、
プロジェクトのビジョンや戦略を見える化し、
日々の活動やメッセージを伝えて、
仲間創りをしていきます。

プロジェクトを理解してもらい信頼を得て、
仲間創りしていくためには、
凡庸なHPではなく、優秀なHPが必要です。

わかりやすいコンテンツ、ナビゲーション、
デザインなどが大事になってきます。

更新性も大事になってきます。

また、色んな人と関わって活動している様子を
動画や写真で見える化すると活動の臨場感が伝わっていきます。

参考:新党憲法9条HP

②動画で本気の熱意を伝える

プロジェクトの仲間創りするためには、
本気の熱意(エネルギー)と、良いコンテンツ(情報)を
両輪で伝えるプレゼンテーション力が必要です。

そういう観点で、動画が最高最強の手段となります。

・対談する
・ひとりプレゼンテーション動画を量産する
・セミナーを動画で共有する

動画の活用法も色々ありますが、
まずは、この3つの活用法が基本となります。

③情報発信し続け関係構築する

天木さんも外務省をやめてから15年間毎日情報発信し続け、
信頼獲得、ファン創りしてこられてきました。

毎日ブログを書いたり、動画で情報発信する。

それらをメルマガでファンに届ける。

ブログや動画は相手が能動的に見に来ないと見てもらえないので、
メルマガや最近ではLINEなどプッシュ型のメディアも
関係構築していくコミュニケーションツールとして
大事になってきます。

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアも同様です。

③活動実績をみせる

天木さんも毎日の情報発信だけでなく、
有識者と対談したり、天木塾を開催したり、
沖縄の米軍基地に現地視察に行ったりと、
本気で行動している姿を見せることも
ファンに刺さっていました。

私達も、セミナーやコンサルティングなどの
仕事の現場をどんどん見える化していくのは、
ブランディングで大事になってきます。

④リアルに人と会う

ネットで精力的に情報発信してブランディングしながら、
並行してリアルで沢山の人と会って、仲間創りしていくことが、
最良のアプローチになります。

ネットだけは限界があります。
リアルだけもうまく伝わらなかったりします。

ネットで活動を「見える化」して信頼してもらい、リアルで直接会って話す。

この両輪を併用してマーケティングしていくのが、最善のアプローチです。

⑤キーコンセプトを創る

プロジェクトの仲間創りするにあたって、
キーコンセプトが超重要になってきます。

人は多くの情報を理解できません。

ブランディングメッセージも
キーコンセプト(メッセージ)と、
重要ポイント(メリット)が3つ程度くらいの
情報量に洗練する必要があります。

天木さんも熱量はあったものの、
コンセプトやコンテンツの内容が
専門的で難しく一般人にはわかりづらく、
コンテンツが広がらないという問題がありました。

しかし、情報発信し続け、
また色んな人と直接会って話する中で、
「対米自立」というキーコンセプト(言葉)が見つかり、
それが、ブレークスルーの原動力となりました。

キーコンセプトは、自分の中で
既にあった言葉や概念だったりします。

しかし、それが一番のトリガーになるという確信は、
色んな人とのコミュニケーションを通じて
気づいていくことができます。

キーコンセプトを見つけることができるかが、
ブランディングや集客の成功の秘訣です。

私も「プロフェッショナル×動画活用」という
キーコンセプトを見つけることで、
プロコンアカデミーのプロジェクトを
立上げていくことができました。

⑥プレゼンテーション動画を創る

天木さんの場合は、選挙出馬などで寄付金を集めたりする時、
本気の質の高いプレゼンテーション動画を制作しました。

プロフェッショナルもセミナーや講座のプレゼンテーションは、
本気の質の高いプレゼンテーション動画が必須になってきます。

日頃から情報提供してファンと信頼関係が構築できていれば、
本気のプレゼンテーション動画の一撃で
ビッグな成果を生み出すこともできます。

⑦組織化する

ひとりで情報発信して主張しているだけでは、
そのプロジェクトに少数のファンは集まっても、
多くの人、社会の信頼を得づらいケースがあります。

天木さんもひとりで情報発信したり
活動している時はそうでした。

信念を持って自分の主張を発信し続けている人という見られ方をされることも多くありました。

しかし、キーコンセプトのもと、
コアメンバーとなる同志が3人集まることで、
プロジェクトが社会性のあるもの、
組織的なちゃんとしたものとして伝わり、

社会的な信頼性が一気に高まりました。

これもブランディングでは
とても大事なポイントになってきます。

私は「ゼロベースの人は、成功事例を最低3つまず創ってください」とよく言います。

成功事例が3つあれば、その仕事をしている実績が認められ、人から信用してもらえるようになります。

対談も色んなメリットがあるのですが、
相手の信頼を自分の信頼に転化できたり、
社会性をもって活動していることが伝わる
といった効果があります。

また、プロジェクトで成果を出していくには、
組織的に取り組むチームも大事になってきます。

良いチームメンバーを集めるためにも
有能なHPや動画やメディアを創っておくことが大事になります。

大事なので、リマインドしておきます。

・コアメンバーを3人集める。
・協力者を創る。

⑧組織でプロモーションする

そして、プロジェクトのメンバーがそれぞれ情報発信して
マーケティングしていくことで、認知が拡散していきます。

色んなメンバーが、それぞれの観点で情報発信することで、
色んなメディアで、色んな対象者に、色んな切り口でメッセージを伝えていくことができます。

複数人でマーケティングすることで、多面的なマーケティングができるようになります。

これも認知を拡散したり、信頼性を高めるブランディングにおいても重要なポイントになります。

⑨最後まで諦めず、成果がでるまでやり続ける

あとは、最後まで諦めず、成果がでるまでやり続けること。

チーム一枚岩となり、目標達成に向かって絶対やり抜く覚悟を持ち、迷わずぶれずに突き進む。

そうして、道を開いていくのが、真のリーダーです。

試練は、神様から与えられた成長&成功のためのテストです。

試練を乗り越える人が、真のリーダーになっていけます。

そして、その試練を乗り越えていくサクセスストーリーが、
真のブランドストーリーになっていきます。

まとめ

私が学び、確信している成功法則の本質があります。

  • 最高のビジョンを持つ。
  • 100%の確信(自信と勇気と覚悟)を持つ。
  • 最後まで全力で諦めずやり続ける。

大きな挑戦ほど、大きな感動があります。

大きな挑戦ほど、試練も厳しいものがあります。

その試練を乗り越える
本気の覚悟があるかどうか。

その試練を乗り越える
力があるか、準備できているか。

リーダーの真価が問われます。

また、大きな挑戦で成果を出すには、
仲間の力が必要です。

仲間を熱くさせられるかどうか。

  • 熱意を伝えること。
  • 実績やキャリアがあること。
  • その分野に秀でていること。
  • 有能かつ人間的に優れた良い仲間を創ること。
  • 目標達成の最善な戦略を持つこと。
  • とにかく、行動し続けること。

成功の本質(共通ルール)は決まっています。

自信がない人は、色んな情報や手段に目移りしがちです。

自信がある人は、目標や戦略を絞り込み、信念を持って徹底してやり続け、道を切り開いていきます。

成功者は1割程度です。

上位10%と残り90%の違いは、自分の道を決めて、やり続ける人が成功者になっていけます。

ブランドを構築していくことができます。

本物のブランド人になって、社会を変革する影響力を発揮していきましょう。