100年企業浅草大黒屋から学んだ「永続的に売れ続ける『看板商品』を創るために大切なこと」

100年企業「浅草の大黒屋天麩羅」が愛され続けてきた秘訣

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最速で売れる商品を開発し、売上アップを実現する!
顧客に寄り添って新規事業開発をサポートする
日本ナンバーワンのコンサルタントの伊藤剛志です。

昨日、浅草で135年続いてる大黒屋という天丼で有名なお店の経営者丸山力三さんの講和を聞いてきました。

明治20年頃、最初はそばやから事業をスタートしたそうです。

忙しいが儲からないという中で、天麩羅そばは儲かっていることに気づいたそうです。

そして、天丼に特化して、現在の事業、看板商品に繋がっていったそうです。

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一番得意な商品に特化することで、継続的に愛してくるファンもできて、そのファンのために味を守りつづける。

関東大震災や第二次世界大戦など、色んな苦難があっても、何度も立ち上がり、店を守り続けてきたそうです。

創業者の理念や商品の強み(独自の製法など)が継承され、軸をぶらさず、今も永続企業として活動しています。

その事業の継続が「信用」(看板・のれん)となり、ブランドになっています。

永続的に売れ続けるヒット商品を創る上で大切なこと

我々も永続するヒット商品(看板商品)を創ることが重要です。

時流や顧客によりそって、目の前の問題解決する商品をつくると、短期的にすぐにヒット商品になったりすることはあります。

しかし、トレンド商品は、競合が増えたり、またその問題が解決すると顧客との取引が一過性で終わってしまったりと、長続きしないケースが大半です。

私もこれまでたくさんそうした事業もみてきました。

それによって、「永続してヒットする看板商品」を創る重要性をとても感じています。

永続してヒットする看板商品は、その分野で絶対的に業界ナンバーワンの魅力を持つものである必要があると私は考えています。

そこには、人生かけて追求する「理念」が当然必要になってきます。

ぶれない軸です。

その軸が明確だからこそ、人生をかけて、その仕事に魂をこめて打ち込み、努力を継続し続けていくことで、当該分野でナンバーワンになっていくことができます。

「理念」を持つことの大切さ

正解・不正解にとらわれず、自分の思いをしっかりもつこと。

理念を言語化して、その理念を浸透し続けること。

これが、真の成功できる事業創りで大切な取組みです。

ぶれない軸、原動力をもつこと。

誰のどんな幸せのためにその事業を行っているのか。

新規事業開発・新商品開発には、色んな苦難が当然でてきます。

しかし、藤間社長と見城社長のディベートのように、その苦難は、魅力を引き出すために、成功のために、必要なものであったりします。

その苦難にまけず、苦難を成長機会としていくためには、自分の頭で考え、哲学をつくり、ぶれない軸を持つことが大切です。

自分の理念や信念がないと、目先の儲け話や小手先のマーケティング手法に誘惑されてしまい、表層的な浅いことばかりしていると、たとえ一時的に小さな成果がでたとしても長続きせず、消えていってしまいます。

私のサポートしている新規事業や新商品は、理念を持ち、永続的に売れ続ける看板商品となるようなものづくりをベースに考えています。

事業が短命化しているので、3年〜5年で事業変革していかなければならないかもしれませんが、理念をしっかり持ちながら、その理念をもとに、本物の事業家としての道を歩むサポートをしていければと思っております。

それが本当の成功・幸せだと考えています。

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