プロフェッショナルは仕事の大小を選びません。
プロフェッショナルは大きな仕事だから頑張る、小さな仕事だから手を抜くということをしない。仕事の大小によって、自分のスタイルを変えないのです。
それはなぜか?
腕が落ちるからです。
小さな仕事だからといい加減にやってしまってはそのときの精神の緩みが無意識に残り、大きな仕事に向かうとき、脇の甘さになってでてしまうからです。
この精神の緩みはプロフェッショナルにとってとても怖いとのがあります。仕事における脇が甘くなり、仕事の詰めが甘くなる。
ただ、私達は自分が思っているほど器用な人間でもありません。
小さな仕事は適度にやる。大きな仕事は全力でやる。といった具合に器用に使い分けできないのです。
悪貨は良貨を駆逐する。ということわざがあります。
小さな仕事の時に身についてしまった精神の緩みが、大きな仕事のときに求められる精神の緊張を駆逐してしまうのです。
組織においてもクオリティの低い人が、組織のクオリティを下げてしまいます。
顧客のコミュニティにおいても、質の低いクライアントがコミュニティの質を下げます。
だからこそ、高いクオリティを常にキープするようにプロフェッショナルは気を配り、マネジメントしていく必要があります。
精神の緊張と集中力を持って、高いクオリティの仕事をすることにフォーカスしていけるようにマネジメントしていくのが、プロフェッショナルの心得として大事になってきます。