社会起業家となった女性の挑戦が始まりました

京都に耳塚という遺跡があります。

豊臣秀吉が日本を天下統一した後、
朝鮮に侵略戦争を仕掛けました。

武功のしるしとして、
首を持ち帰れないので、
朝鮮人の耳や鼻をそぎおとして
持ち帰ってきました。

豊臣秀吉を祀った
京都の豊国寺の隣に
その武功のしるしとして持ち帰った
耳や鼻を保管した耳塚という遺跡があります。

今年の大河ドラマでは、
明智光秀のストーリーがやっていますが、

なぜ、明智光秀は織田信長に謀反を起こしたのか?

色んな説がありますが、
織田信長の朝鮮や明(中国)への
侵略戦争の構想を聞いて

「それはとんでもない話だと。
 それを阻止すべく謀反を起こした」

という説があるそうです。

戦国時代、天下泰平のために戦っていた
戦国武将も日本を平定すると、
家臣に報酬を与えたり、
家臣を維持するために次なる目標が必要となり、
織田信長、そしてその構想を秀吉が引き継いで、
朝鮮出兵を行ったといわれています。

朝鮮の人達からしたら
はなはだ迷惑な話です。

この日本の傍若無人な
侵略戦争の歴史が
今も遺恨を残しているそうです。

今の日本人の多くはそんな歴史や
相手の気持ちを知りませんが、
侵略された側はいつまでも
その遺恨を持っているわけです。

しかも、その遺恨の証の
耳塚はほとんど放置されているそうです。

朝鮮の人達は、
なんとかその耳塚を供養したい。

悔しい思いをした人達(先祖)の
魂の鎮魂をしたいと願っているそうです。

京都の耳塚で年に1回、
鎮魂祭が行われているそうで、
そのことを知ったひとりの女性が、
これはなんとかしないといけないと
立ち上がりました。

こちらの女性です。
https://kyotoheiwa.com

この女性から、
世界平和を推進するために
尽力している天木直人さんのもとに
協力してくれないかと相談があり、
天木さんもこの事実を知り、
協力することになりました。

京都に住んでいる人でも
ほとんどの人は、
この耳塚のことを知らないそうです。

天木さんも京都に住んでいて、
京都大学に通っていたりしていても
この事実を聞くまで
耳塚のことは知らなかったそうです。

日本では豊臣秀吉といえば、
成り上がりの象徴として、
一般人の憧れの人として
大人気の成功者です。

確かに、
天下統一するまでの
秀吉の成功の道のりは、
素晴らしいストーリーで
私も大好きです。

しかし、天下統一した後の
朝鮮侵略や保身に走った晩年の行為、
そうして豊臣家があっけなく
滅亡していった様子はそれだけに残念です。

人々はみな幸せになりたいと願っています。

人を侵略するようなことは
あってはならないことです。

現代においては当然の常識です。

戦国時代にはいたしかたない部分もありますが、
その遺恨が今も残っていて鎮魂が必要なのであれば、
それには協力すべきです。

無知、無関心でそれが放置されている、
対処されないのは問題です。

日韓問題の本質となっているこの話。

ほとんどの日本人は知りません。

私も話を聞くまで知りませんでした。

こうした社会問題が
世の中には色々とあります。

そうした問題を解決していくことこそ、
政治のやるべきことですが、
そうした問題解決に動く
志のある政治家は皆無です。

そこで立ち上がったのが、
全くの力ない、思いだけを持った
ひとりの女性でした。

しかし、その清き思いに共鳴する、
協力者が続々とあらわれ、
プロジェクト化していきました。

https://kyotoheiwa.com/?page_id=1188

この歴史の本質などを
日本人に少しでも伝えることと、
そして日韓和解のために少しでも尽力すること、
そのために、書籍出版したり、
今回HPをたちあげました。

ひとりの思いから
各分野のプロフェッショナルが協力し、
プロジェクトがどんどん形になりつつあります。

この社会問題は、これから社会に知られることで、
更に色んな広がりに展開する可能性があります。

ひとりの思いから始まった
社会問題を解決するプロジェクト。

我が身の保身や
目先の我欲を満たすためだけに
生きている大勢の日本人と、

こうした利他の精神で
人のため、社会のために、
挑戦する人と、

人は大きく2種類に分けられます。

後者の利他の精神、使命感を持って、
挑戦する人は、本当にかっこいいなと思いました。

そして、そうした人に協力して、
一緒にプロジェクトをやることに、
本当にやりがいを感じたりもしています。

会社員時代に満たされなかった心、
求めていたものはこれだったのかと。

本当にやりたいことに挑戦する。

義のために挑戦する。

もちろん理想だけでは、
プロジェクトはなりたちません。

クラウドファンディングなどで
プロジェクトの協力者や活動資金もつのりながら、
しっかりと機能するプロジェクトを具現化していく。

デジタル化によって、そうしたことが
一個人でも勇気を持って挑戦すれば、
やりたいことができる、

本当にすごい時代になってるなと
あらためて感じました。

清き心には、我々プロも自分の魂をかけて、
応援しようと、能力を引き出されます。

人と人とで共創し、成長し、世の中を良くしていく。

挑戦する人には、すごくいい時代になってるなと思います。

その挑戦を始める基盤が
HPになります。

HPを制作するとき、
そうした思いをこめながら、
その思いを形にしていきサイト公開する時の
プロジェクトの始まりの感動が
私は大好きです。

どんなドラマが生まれていくのか。

プロジェクト イズ マイライフです。

また楽しみなプロジェクトがひとつ生まれました。

https://kyotoheiwa.com

伊藤剛志