天木塾の第二回目の定例会を2018年10月14日(日)に開催し約30名弱の方にお集まり頂きました。
今回は、「世に倦む日々」のブロガーで、天木塾の動画の対談相手として対談を重ねている田中宏和氏をゲスト講師に招いて、激動する内外の政治情勢について天木直人先生と話し合って頂きました。
・天木直人講話
・田中宏和講話
・天木直人&田中宏和対談
・質疑応答・意見交換
憲法9条原理主義を説く天木直人先生
今回の天木直人先生のプレゼンテーションで印象的だったメッセージの一つが、「憲法9条を持つ国家・国民として『戦争をしない、平和を守る』ということを覚悟や気迫を持って成し遂げないと実現できない」という部分でした。
色んな人達がどの方法が正しいかの理論(理屈)で議論を重ねていますが、本来の平和に対する想いがなおざりにされていると。
目的が見失われ、方法論の正しさの議論が目的になってしまっているようです。
大事を成すためには、自覚や目的意識、覚悟、気迫を持って、最大限努力することが必要です。
理想を持ちながら、状況に応じて最適な方法を取りながら、理想の実現に向かって前に進み続けていく必要があります。
本気の覚悟、気迫(決意・自信)を持ち、本気の熱量や迫力を出して事にあたる必要があります。
本物の国士(身命をなげうって、国事を憂え奔走する人物)から伝わってくるエネルギーに触れると、私も自分の使命に全力を尽くそうと次元が高まりました。
天木塾第二回の動画を以下に公開しました。
本物のエネルギーをぜひ感じてみてください。
天木塾第二回(動画フルバージョン)
1.天木直人講話(1/1)
2.田中宏和講話
3.天木直人講話(2/2)
4.天木直人&田中宏和 対談
天木直人プロフィール
元外務省職員、作家。
京都大学法学部を中退し外務省入省後、豪州日本国大使館公使、レバノン国特命全権大使などを歴任。
イラク戦争当時、ブッシュ米大統領のイラク攻撃を支持した小泉首相に反対し外務省から罷免。
現在は、高級官僚や小泉政権の腐敗ぶりを暴くなど、自由な立場から言論活動を続ける。
天木直人の著書
- さらば外務省! ―私は小泉首相と売国官僚を許さない (講談社)
- マンデラの南アフリカ ―アパルトヘイトに挑んだ外交官の手記 (展望社)
- 外交力でアメリカを超える ―外交官がたどり着いた結論 (かもがわ出版)
- 九条新党宣言 (展望社)
- 怒れ、9条! ―憲法9条こそ最強の安全保障政策だ
- イラク派兵を問う (岩波書店)
- ウラ読みニッポン ―新聞ではわからないことがわかる本 (講談社)
- さらば小泉純一郎! (講談社)
- アメリカの不正義 ―レバノンから見たアラブの苦悩 (展望社)
- さらば日米同盟! 平和国家日本を目指す最強の自主防衛政策 (講談社)
- 自立する国家へ! (ベスト新書)
- アマル それは希望 ―七つの愛のアンソロジー (ゆにっとNOVELS)