目標を決める

ニッチナンバーワン・プロデューサーの伊藤剛志です。

2024年9月に入りました。

今回は、今月の目標を必達していくために、大前提となる「目標設定」のやり方について解説していきたいと思います。

目標設定のやり方については、世の中に色んな手法があるかと思いますが、私も色々研究・実践してきた中で、今最も効果が高いと感じているやり方をお伝えしたいと思います。

1.「歓びの目標」を設定する
2.「ワクワクするゴール」を鮮明にイメージする
3.「やめること」と「やること」を決める

1.歓びの目標を設定する

目標設定というと、自分の我欲を満たすための「欲望の目標」を設定する人が多いかと思います。

私も以前はそうでした。

自分の仕事の売上目標、収入目標、欲しいもの、やりたいことなどなどです。

自分中心で、自分の欲望を満たす目標だけを考えていました。

ドロボー営業マンのやり方です。

自分を歓ばせるだけでは、魂が覚醒せず、潜在力を全開にすることはできません。

そこで大事なのが、「歓びの目標」を設定するというやり方になってきます。

「歓びの目標」とは、その名の通り、人を歓ばせる目標を設定します。

自分⇒家族⇒会社(社員)⇒顧客⇒社会(人類)といった自分の身近な人から社会全体まで、誰をどのように歓ばせるかの目標を決めていきます。

自分のことだけではなく、家族や会社や顧客や社会と視野を広げて考えていくことで、意識の次元を高めていくことができます。

全体意識を持つことで、真我(本当の自分)を覚醒していくことができます。

2.ワクワクするゴールを鮮明にイメージする

今月の目標の中で、最もワクワクする目標を明確にします。

そして、今月の最終ゴールとして、最もワクワクする状態をイメージします。

誰とどんな風に過ごしているか。

どんな言葉をかけあったりしているか。

究極のゴールをイメージしていきます。

私であれば、ニッチナンバーワンになるための最高の経営塾を創り、そこで仲間を成功に導く、仲間が歓ぶ何かしらの価値を毎日徹底的に提供して、顧客感動を生み出している。

顧客も、思考を言語化して、戦略を明確にすることで、自信(エネルギー)が高まり、売上アップの成果を生み出している。

顧客が大いに歓んでくれている。

その自信が確信となり、新規の顧客(仲間)も増やしている。

そうした成果報告を月末の実践報告会でしている。

といった具合です。

ワクワクする究極のゴールに向かって、全集中して頑張ろうというエネルギー(燃える闘魂)が湧き上がってきます。

3.「やめること」と「やるべきこと」を決める

目標を設定し、その目標を達成していくために、当然、努力が必要になってきます。

新しい挑戦(成長)をしていくことになりますので、まず、時間を確保したり、徹底的に勉強したり、考え方や行動(習慣)を変えて、より高次元の自分へと真剣に自己変革に取組んでいく必要があります。

そのために、目標達成(成長)に繋がらない無駄なことをやめる、目標達成(成長)に繋がる必要なことをやる。

その「やめること」と「やるべきこと」を決めていきます。

それぞれ3つ〜5つ程度、自分で自己変革(成長)ルールを決めるイメージです。

そうした改善を日々続けていくことで、自己変革していくことができます。

私の場合は、以下のようなルールを設定しています。

<やめること>
・ダラダラした無駄な時間を減らす。
・思考をメモに書き出すでは無駄なので、きちんと資料にまとめる。
・食事、ジャンクフード、酒などを控える。
・刺激(ネットサーフィン、SNS、動画など)を控える。
・波動が悪い人に近づかない。

<やること>
・朝3時起きする。
・経営理念、今月の目標、計画を確認する。
・成功と幸福を呼ぶ言葉を唱和する。
・最重要プロジェクトに1点集中する。
・勉強する。自分の分野のスキルを高める。経営力を高める。
・大切な人を徹底的に歓ばせる。顧客理解、コンテンツつくり、情報提供など。

目標設定のまとめ

人に目標ややめること、やることを宣言して、強制力のある環境をつくるというのも大切なポイントです。

自分ひとりでは、いつもの自分の生活を維持しようという潜在意識の恒常性が働きます。

新しい自分に成長する、新しいことに挑戦していくには、まず、しっかりと目標を設定すること。

時間を確保すること。やることを決める。目標達成に最適な環境をつくること。

こうしたマネジメントが大切です。

多くの人が目標を明確にしていなかったり、忘れてしまい、後悔する人生を過ごしているというのは、いろんな研究などで発表されています。

目標達成するためのマネジメント力。

これも経営者にはとても大事なスキルです。

共に、しっかりマスターしてまいりましょう。