沢山の実例が示す「目標設定」の重要性
自己啓発や成功哲学の本でもよく紹介されていますが、「上位数%の成功者は目標を明確にし、常に目標を意識しながら行動し、成果を出している。」という事実があります。
これはたくさんの実例からも実証されている時代を問わず普遍の真理(成功の原理原則)です。
一方で、多くの凡人は目標があいまいで、目の前のことに振り回されて、本当にやりたいことができないまま後悔しながら人生を終えていきます。
真面目な日本人は他人から与えられた目標に従って行動することは得意ですが、自ら目標や計画を考えて行動することが苦手なため、自分自身が本当に実現したい人生の目的や目標を曖昧にしたまま、目の前のことに忙殺され、漂流した人生を過ごしてしまいがちです。
また、色んな経験をしても、やりっぱなしで振返りをしないため、経験から得られる学びや成長が少なく、成長の歓びや充足感を感じることが少なく、心が満たされないまま、惰性で毎日を消費していきます。
その結果として、世界の幸福度ランキングにおいて日本人の幸福度(自己肯定感や充実感)は低下傾向が続いています。
成功者のあり方「目標達成の原理原則」
心に希望を持ち、エネルギーを創り出す
成功者とは、自分で主体的に価値ある目的や目標を決めて、それに勇気を持って挑戦し、目標達成していく人生を歩む人のことだと私は考えています。
自分の理想の人生は自分で考え、自ら主体的に実現していく。
理想の未来は自ら創り出す経営者(自分の人生の主人公)になる必要があります。
経営者として未来を創造していくために、「思考」⇒「感情」⇒「行動」⇒「結果」をマネジメントしていくことが大切になってきます。
目標(願いや希望)を明確にすることで、ポジティブなエネルギー(活力)を創り出していきます。
強い信念(信じる力)を持つ
絶対成し遂げると決意した目標は、揺るがない強い信念(決意、自信、勇気、覚悟等)を持つことが大切になってきます。
絶対できると自分に言い聞かせます。
よく「根拠のない自信を持つことが大切だ」といわれたりもしますが、自分で決めた未来を実現すると誓うことが大切になってきます。
根拠があることをやりとげていくことは作業に過ぎません。
ゲームの攻略本を見ながら、たんたんど失敗せず、作業を積み重ねてゲームにクリアしても、真の達成感や歓びが得られにくいのと同様です。
目的地を決めたものの、道が見えない中を目的地があることを信じ、一生懸命に試行錯誤しながら道を切り拓きゴールにたどり着くことで、真の成長や歓びを得ることができます。
臆病者は途中で諦めたり、安易な誘惑に惑わされ、本来の目的地から道をそれていきます。
成功者は、目標達成することを信じて、自分を信じて突き進む「勇気」や「覚悟」を持つことが大切になってきます。
意志を持って大量行動して道を切り拓く
目的地までの道がすべてクリアなことはありません。
道を進みながら、道は見えてきます。
重要な目標に集中し、目の前の課題(やるべきこと)に集中し、本気で徹底的に努力して、課題解決を積み重ねながら、道を切り開いていきます。
目的地に到達すること、成功を信じて、力強く進み続ける、努力を積み重ねる。
最後まで諦めず、道を進み続け、やり遂げることで、目的地に到達することができます。
大量行動して、成長しながら、やり方を改善しながら、やり続ければ、その目標が本当に大切なものであれば、必ず実現できます。
やってやってやり抜いても実現できなければ、その目標達成は今はその時ではなかったといういい判断(諦め・軌道修正)することもできます。
挑戦には「成長か成功しかない」。
私が大好きな言葉です。
本気で挑戦する目標を持ち、成長し続ける。
人生は、人間成長の修行の場です。
目標をもたず、無為な人生にするのではなく、目標を明確にして、本気の挑戦して、成長や歓びのある人生を創っていきましょう。