自分のブランドを構築する方法の全体像/コンサルタント&講師養成セミナーレポート(2019.08.24)

こんにちは。伊藤剛志です。

2019年8月24日(土)にコンサルタント&講師養成セミナーを開催しました。

今回は「自分のブランドを構築する方法」について各分野のプロフェッショナルからプレゼンテーションして頂きました。

今回のコンサルタント&講師養成セミナーの講師と内容は以下の通りです。

①自分のブランドを構築する全体像:伊藤剛志
②自分の価値観を明確にする方法:清水良胤
③好印象を与えるプロの顔(笑顔編):西倉三恵
④研修講師としてブランド構築する方法:増田崇行
⑤動画を活用してブランド構築する方法:伊藤剛志

自分のブランドを構築する方法の全体像

自分のブランドを構築する方法の全体像のダイジェストをお伝えします。

今、多くの人が自分をブランド化していくことに意識が高まっています。

しかし、ブランディングの基本的な考え方ややり方について、しっかりとした知識がなく、効果的に取り組めていないという人が大半かと思っております。

今回、コンサルタントや講師などのプロフェッショナルが自分のブランドを構築していく方法論を完全に体系化できてきましたので、その自分のブランド構築をする方法の全体像をお伝えしました。

そもそもブランドとは何か?

ブランドとは、顧客がその商品やサービスに対して持つイメージ(概念)のことです。

試しに、有名な経営コンサルタントの大前研一さん、著者の本田健さん、ロバート・キヨサキさんのブランドイメージを受講生に聞いてみました。

大前研一さん

世界的な大局的なことでも問題解決できるワールドクラスのコンサルタント。大企業などを相手にする人なので、中小零細ビジネスとは土俵が違う。切れ味が凄そう。

本田健さん

自己啓発分野で色んな本を出版していて、ソフトな語り口。

ロバート・キヨサキさん

お金の専門家で、わかりやすいので、子供にも読ませることができる。

 

こういった回答が返ってきました。

ここで大事なポイントが、ひとりのブランドに対して、顧客が持っているイメージの要素(ポイント)は、1個〜多くても3個程度ということです。

人が一度に記憶できる情報量は、せいぜい5個が限界と言われたりします。

そのため、プレゼンテーションなどで、わかりやすく理解してもらうには、3個でまとめるのが良いとよく言われたりしています。

自分のブランドを設計する

自分のブランドに対して顧客に持ってもらうイメージ(要素・特徴)も3個以内に絞りこむことがポイントです。

そのために、自分の特徴(売り)をまず自分でしっかりと設計する(明確にする)ことが重要になってきます。

自分の価値を見える化する

自分のブランドの価値を見える化して伝えていく媒体・手段として、紙・HP・動画が重要になります。

私はこれをプレゼンテーションツールの3種の神器と位置づけています。

これらのプレゼンテーションツールで、自分のブランドや重要な特徴をしっかりと伝えられていますでしょうか?

ブランディング(自分の売りを効果的に伝える)という観点から、名刺・HP・動画などを私はよくチェックしていますが、特に、HPなどは、本当にいい加減なHPが多いなと感じています。

HP制作業者はデザイナー出身者が多く、顧客が誰で、どんな特徴(売り)をどのような言葉で伝えるべきかなどのブランディング(戦略)ロジックが無いケースがほとんどです。

一流のHP制作業者は右脳(デザイン)と左脳(戦略)の両方を踏まえたブランディング効果の高いHPを創ってくれますが、二流三流のHP制作業者の場合、デザイナーの美的感覚・感性・雰囲気で作品創りのようにHPを創っていたり、または単にHPのテンプレートに情報を適当にのせているだけのHPなども多くあります。

そのようなHPでは、残念ながらその人の魅力を効果的に伝えることができず、ブランディング効果は弱く、集客効果もあがらないことになりがちです。

HPやネットからは、顧客の反応がないという人がよくいますが、そもそもアクセスが少ない、HPで魅力を効果的にプレゼンテーションできていないという原因があります。

どんなビジネスパートナーと付き合うかどうかで、ブランディングや集客に大きく影響してきます。

ビジネスパートナー選びは非常に重要です。

人間価値、専門価値、社会価値の売り(訴求ポイント)を明確にし、それを効果的にプレゼンテーションしていくことが、紙・HP・動画で必要です。

私はブランディングや集客に成果がでていないHPを最適化したり、効果的に伝える動画を創るのが、強みのひとつです。

参考までに私がこのブランディングメソッドを活用してプロデュースさせて頂いたHPをご紹介します。

ブランディングや集客で成果が実際に出ているHPになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

http://gonbeimeiji.com
http://www.kaishasetsuritsu-chiba.com
https://beyourself-project.jp
https://kaiketsu-shikou.jp

ブランド認知を拡散する方法

ブランド認知を拡散する方法のこのフレームワークも非常に重要です。

多くの人がマーケティングを苦手にしています。

その原因として知識不足及び経験不足及びスキル不足があるかと思います。

露出を拡散するためのマーケティング施策の全体像を整理したのが、この拡散マップです。

巷のセミナーや講座などでは、コンサルタントや講師が自分のうまくいった方法を教えていますが、ビジネスによって、どんな顧客を相手にしているかなどで、有効な方法は変わってきます。

自分の強みやリソースも影響してきます。

どの拡散戦略や戦術が有効かは、人それぞれです。

他人の成功パターンももちろん参考にはなります。

しかし、自分の得意技は、自分で創っていく必要があります。

そのためには、考えられる打ち手を重要度の高いものから全て試してテストマーケティングしながら、反応率のでそうなところを見つけたら、徹底的にそこに注力していきます。

そうして成果を出して、露出や集客の仕組みを創っていきます。

大半のアマチュアは、中途半端に色々やっています。

プロは、一点集中で突き抜けていきます。

ひとつの施策で突き抜けることができると横展開もやりやすくなります。

成果を出すには、まず一点集中して、コアの強み(得意技)を創るのが大事です。

また、ビジネスでは、いかに他人のリソースを有効活用できるかが成果をレバアレッジしていく大事なポイントになってきます。

賢い戦略家は、マーケティングにおいても、できるだけ自分のリソースをミニマムにして、他人や広告の力を活用して、成果を創り出します。

優秀な経営者は、リソースを有効活用して成果を最大化していきます。

世界の億万長者メーカーのロバート・アレンの教え

世界の億万長者メーカーのロバート・アレンさんから「ビジネスやブランドを創る秘訣」を以前プライベートセミナーで教えて頂いたことがありましたので、セミナー受講生にもシェアさせて頂きました。

やるべきことは明確です。

やるべきことを徹底的にやり成果を出すのがプロフェッショナルです。

そうして、プロは自分のブランドを創っていきます。

長くなりましたので、他のセッションは、また違う機会にご紹介したいと思います。

第二部:懇親会

懇親会では色んな話ができるので、それぞれのビジネスの状況や次の目標や課題としてどういうことに取り組んでいきたいのかをコミュニケーションしていくことで、コラボレーションできそうなご縁が育まれていきました。

それぞれのリソースを補完しあうことで、目標達成も加速していくことができます。

懇親会は、コミュニケーションしたりコラボレーションの企画をしていく、とても大事なコミュニケーションの場だと改めて感じました。

今回はとり料理が美味しいお店で懇親会をしたのですが、座席がやや窮屈で居心地面ではいまいちでしたので、次回以降は料理もさることながら、居心地も良いお店をチョイスするようにしたいと思いました。

ナレッジマネジメントの第一人者の坂本先生やカリスマセミナープロデューサーの山口先生など大先生方にも多数ご参加を頂いていましたので、窮屈な思いをさせてしまったのは反省でした。

次回は9月21日(土)開催予定です。

次回はナレッジマネジメントのトップコンサルタントの坂本先生に効率的に学び成長や成果に繋げていくための「サクセス読書術」などもご講演を頂こうかと思っております。

詳細決まり次第ご案内させて頂きます。

動画を活用したブランド構築法は、木曜にZOOMセミナーをやる予定です。

ご興味ある方はぜひご参加ください。無料です。

以下フォームより参加申込してください。
http://professionalmarketing.jp/contact

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コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、経営戦略コンサルティングファームにて、大手自動車メーカー、大手百貨店、中古車流通、ソーシャルメディアマーケティング分野等の各業界ナンバーワン企業の経営改革プロジェクトを推進。 現在は「新しい教育を通じて社会を豊かにしていく」ミッションに基づき、有力なコンサルタントや講師のコンテンツマーケティングやビジネスモデル構築のプロデュースを手がける。

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