Zoomの投票(アンケート)の使い方

Zoomの投票アンケートの使い方

Zoomの投票機能(アンケート)の使い方をご紹介していきます。

Zoomの投票機能を使うと、ミーティング中に簡易なアンケートを実施することができ参加者にその場で回答してもらうことができます。

アンケートは事前に作成しておくことができます。

ミーティング中にアンケートの作成及び編集することもできます。

また、アンケートの回答結果はミーティング中にその場で共有することができ、ミーティング後に詳細データをダウンロードすることもできます。

アンケートを使って参加者と双方向にコミュニケーションすることで、

①セミナー開始時に、現状のスキルを共有する。

②セミナー時に、理解度を共有する。

③セミナー終了時に、成長度合いを共有する。

という「成長を見える化」することができ、参加者の満足度を高めることができるようになります。

アンケートを使った双方向コミュニケーション術は、オンラインコミュニケーションの重要な手法の一つなので、ぜひ実践して成果に繋げて頂ければ幸いです。

zoomの成功の秘訣は双方向コミュニケーションを活性化すること

Zoom双方向コミュニケーション

Zoomでは主催者が一方的に話すのではなく、参加者と双方向にコミュニケーションのやりとりをすることが大事になってきます。

参加者に効果的に質問して発言を引き出すファシリテーション力が重要になってきます。

この投票機能は参加者との双方向コミュニケーションを創り出す効果的なツールになります。

Zoomの投票機能の活用事例

1.セミナー開始時のアンケート

セミナーの開始時に、参加動機や学びたいことなどを事前に共有しておくと、主催者も参加者の知りたいポイントを意識しながら進行を進めることができるようになります。

Zoomセミナー開始時のアンケート

2.セミナー実施中のアンケート

セミナー中に参加者の理解度をチェックすることで学習効果を確認しながら、よく理解できていない場合は補足説明を入れてフォローアップしたりして学習効果を高めることができます。

Zoomセミナー中の理解度チェックテスト

3.セミナー終了時のアンケート

セミナー終了時に満足度や感想を共有することができます。

Zoomセミナー終了時のアンケート

Zoomの投票機能のメリット

Zoomのミーティング中にアンケートを取る方法は、Zoomの投票機能以外にもGoogleフォームを使ったりする方法もあります。

Zoomの投票機能を使うメリットは、主に以下の通りです。

①事前にアンケートを用意できる

ミーティング毎にあらかじめアンケートを用意しておくことができます。

ミーティング中にそのアンケートを立ち上げれば、すぐにアンケートすることができます。

②使いやすい

Zoomの投票機能は簡単な選択式のアンケートしかできないのですが、シンプルなので使いやすく利便性は高いです。

③リアルタイムに集計結果を共有できる

アンケート結果をその場で共有することができ、その結果を見ながら補足説明したり質問したりコミュニケーションを展開していくことができます。

また、誰がどの質問にどのように回答したかの詳細データもダウンロードすることができますので、セミナー後のフォローアップなどにも活用できます。

Zoomの投票機能を使うための前提条件

Zoomの投票機能は、Proアカウント以上のホスト(主催者)だけが使える機能になります。

また、ミーティング作成した最初のホスト(主催者)だけしか使えない機能になりますので、ミーティング中にホスト権限を他のメンバーに移譲してもそのユーザーは投票機能を使うことはできません。

Zoomの投票機能の使い方

1.投票機能を有効にする

Zoom投票機能を有効にする

ZoomのHPからサインインして管理画面の「設定」で「投票機能」を有効にします。

2.アンケートを作成する

①投票を作成するミーティングを選択する

Zoomミーティング一覧画面

ZoomのHPの管理画面の「ミーティング」一覧画面で、投票を作成したいミーティングの「ミーティングタイトル名」をクリックします。

ミーティングタイトルの右隣にある「編集」をクリックしてもミーティングの編集しかできず「投票」を作成できませんのでご注意ください。

②アンケートを作成する

Zoomアンケートを作成する

ミーティング編集画面下部の「投票」という部分にある「追加」をクリックして、アンケートを作成することができます。

Zoom投票アンケート

1つのミーティングで設問は最大25問まで作成可能です。
1つの設問で選択肢は10個まで作成可能です。

「単一回答のみ」または「複数回答可能」にするかの設定することができます。

アンケートはZoomのミーティング中にも作成や編集することができますが、あらかじめ事前に作成しておくと、Zoomのミーティング中にドタバタせずに済みます。

3.投票を実施する

①投票を起動する

Zoom投票アンケートを選択する

ミーティングコントロールの「投票」をクリックして、起動したいアンケートを選択します。

②アンケートを起動する

Zoom投票アンケートを起動する

投票画面下の「投票の起動」をクリックすると、参加者の画面にアンケートが表示されます。

投票の起動する前であれば、投票画面の右上の「編集」をクリックすると、その場でアンケートの編集を行うことができます。

Zoom投票アンケートを終了する

投票(アンケート)を起動すると、ホストは参加者の回答状況を確認することができます。

参加者の回答状況を確認しながら頃合いを見計らってアンケートを終了する時は、「投票を終了」をクリックします。

③投票結果を共有する

Zoom投票アンケート結果を共有する

「結果の共有」をクリックするとアンケートの回答結果を参加メンバーと共有することができます。

「ボーリングを再開」をクリックすると、回答がリセットされてアンケートを再開することができます。

Zoom投票アンケート結果の共有を終了する

「共有の停止」をクリックすると、アンケート画面が終了します。

4.投票結果をデータでダウンロードする

Zoomの管理画面からアンケートの回答結果データをダウンロードすることができます。

①Zoomの管理画面の「レポート画面」を開く

Zoomの管理画面から投票レポートを確認する

Zoomの管理画面の「管理者」>「レポート」>「ミーティング」から「投票レポート」を確認することができます。

②ミーティングレポート画面で「投票レポート」を作成する

Zoomミーティングレポート画面で投票レポートを作成する

ミーティングレポート画面で【レポートのタイプ】に「投票レポート」をチェックして対象となるミーティングを「検索」します。

投票レポートの生成対象となるミーティングが表示されますので、右端にある「作成」をクリックして投票レポートを作成します。

尚、「ミーティングレポートは直近30日間分しかダウンロードできない」ので早めにダウンロードしておくようにご注意ください。

③投票レポートをダウンロードする

Zoom投票レポートをダウンロードする

「ダウンロード」をクリックすると、アンケート結果ファイルが自動的にダウンロードフォルダに保存されます。

④アンケート回答結果の詳細データを確認する

Zoomアンケート回答結果データ

ダウンロードされたファイルを開くと、上記のような回答者毎・質問毎の回答結果データを確認することができます。

Zoomのアカウントで参加している人は、メールアドレス情報自動的に確認できてこれはとても便利でした。

交流会やセミナー等で見込み顧客の興味関心を確認して営業コンタクトに繋げていくことができるので、セミナー終了時のアンケートはマストでやるべき施策となります。

Zoomの投票機能のまとめ

Zoomの投票機能は参加者と双方向にコミュニケーションするきっかけを創る効果的なツールになります。

セミナー開始時の参加動機や現状の把握、セミナー中の理解度チェック、セミナー終了時の満足度アンケートなどに活用できます。

ぜひ効果的に活用してください。