YouTubeの動画に字幕を入れるメリット

YouTubeの動画の字幕のメリット

こんにちは。参議院選挙2019の選挙マーケティングにヒートアップしつつある伊藤剛志です。

天木直人さんと三上隆さんが京都で街頭演説を行った動画に字幕を入れました。

とても素晴らしい演説だったのですが、スマホ動画で縦長で画面が小さくやや迫力がなかったり、また天木さんの声は聞き取りやすいのですが、三上さんの声は少し聞き取りづらい部分もありました。

少し手間かかるのですが、とても素晴らしい演説内容で、キーメッセージを伝える重要な動画の一本でしたので、今回字幕を入れてみました。

1.YouTubeの動画に字幕を入れるメリット

YouTubeの動画に字幕を入れるメリットについて、色んな意見もあるようですが、私は大きく以下の3つだと認識しています。

1-1.視聴者にメッセージを理解してもらいやすくなる。

動画を撮影しただけの編集していない素のままの動画では視聴者に見てもらいづらいところがあります。

プレゼンテーションの内容が良かったり、また興味を持ってくれているファンなどは、編集無しの素のままの動画でも、最後まで見てくれる人もいますが、多くの一般視聴者は、最初の15秒だったり、3分だったりで集中力が切れたりします。

視聴者を飽きさせず、かつ動画のメッセージを効果的に伝えるためにテロップや字幕が効果的です。

テロップは動画編集時に入れる必要がありますが、YouTubeの字幕は、動画をアップロードした後からでも入れることができ、修正することもできます。

文字があることで、視聴者の理解も進み、発信者にも視聴者にもお互いにとってメリットがあります。
手間をかけても、テロップや字幕は入れる価値があります。

1-2.YouTubeの動画評価が高まり露出しやすくなる。

動画SEOの観点から、YouTubeの動画は音声認識はまだされないようで、動画に付属しているタイトル・説明文・タグ等の文字情報でしかキーワード認識できないようです。字幕を入れることで、字幕の文字もキーワード認識の対象になるようです。また字幕を入れている動画は、YouTubeの動画ランク(評価)も高まりやすいという、これは不確かな情報ですが、そういう説もあります。

1-3.多言語で世界中に情報発信できる。

字幕は、日本語だけでなく、世界中のあらゆる言語で入れることができます。
YouTubeは世界的に圧倒的に利用されていますので、世界に向けて情報発信するツールとして、YouTubeは非常に優れています。
翻訳も、Google翻訳など、優れた翻訳サービスが無料などでもネットで利用できますので、日本語のプレゼンテーションを英語や中国語など多言語翻訳して、世界中に発信するということもできます。

2.字幕を入れた動画の参考事例

2-1.街頭演説動画

2-2.トランプ大統領への提言動画


トランプ大統領やアメリカの有識者向けに英語でプレゼンテーションした動画になります。
字幕は、日本の方にもわかるように日本語字幕を入れています。

3.YouTubeに字幕を入れてみてわかったこと

字幕を入れるためには、動画の内容を事前に文字起こしして、文字起こししたファイルを作成します。
そして、その文字起こしファイルをYouTubeの管理画面から動画の字幕にアップロードするのですが、字幕を確認するとかなり文字化けしていました。
文字の入るタイミングは、とても素晴らしい精度なのですが、文字認識の精度がかなり悪いようです。
文字化けしている部分は、手修正するしかないので、字幕を手修正するのはけっこう手間がかかってしまいました。

しかし、字幕は手間をかけても、動画によっては入れる価値はありますので、効果を検証してみたいと思います。