セミナー業界歴20年・年間700本以上のセミナーをプロデュースしてきた山口伸一が教える「売れるセミナー講師になる為の成功法則」

人に何かを伝えたい、売込みたい時、セミナーは良い手段になります

実力があるのに、価値をうまく伝えられていない、売れていないセミナー講師が沢山います。

カリスマセミナープロデューサーの山口伸一先生に「人気セミナー講師になる為の成功の秘訣」を教えて頂きましたので、内容を紹介します。

①自分を売り込む方法(セミナー集客する方法)

山口 自分を売り込もうと思っていたら売れません。相手のことを考え、相手の役に立ちたい、相手にどういう貢献ができるかを考えた時に信頼関係が生まれて、こういうことがお願いできませんか?とビジネスに繋がっていきます。

私はこういうことを考えています、こういうことができるんですけど、何かお役に立つことはできませんか?と伝えることができるかできないかが重要です。

折原 とても重要なことですね。それができていない人が多いということでしょうか?

山口 その辺りの考え方は、セミナー講師になろうとしている人はお持ちだとは思いますが、そういう気持ちがあるのかわかりませんが、伝わってこないという人が多いですね。あるいは、ちょっとしたシグナルで相手の信用を失うんですね。そういったことを注意することが大切です。

②売れるセミナーを作る秘訣

山口 内容が陳腐なセミナー講師はもちろん駄目ですが、内容が陳腐でも顧客を絞り込むとか、あるテーマを絡めるなどで、売れるセミナーにしていけるのにできていない人が多く、残念に思えたりします。

例えば、ドラッカーの経営セミナーを今売りこんでも誰も聞き耳を持ってくれません。しかし、今「時短」が多くの人がとても注目する経営課題になっていますので、ドラッカー理論でどういう風に「時短」を進めているのか、ドラッカーが「時短」についてどのように語っているかは非常に注目度が高まるんですね。

そういった意味でいうと、何かと何かの組み合わせで企画することをお薦めしています。

折原 自分の持っているコンテンツをどのように組み立てると相手に喜んで頂ける、刺さるセミナーとして作り上げていくことができるのか。

山口 そうなんです。自分の売りたいものと、相手が聞きたいと思っていることは違うんですね。セミナー講師の先生は自分が話したいものを固めてから、相手が聞きたいものが何なのかを探すことをお薦めしています。

はじめから相手が何が聞きたいかということではなく、自分はこれを話したいんだというものを持ち、自分が伝えたいことを誰が聞いてくれるのか、どういう風に表現すると聞いてもらえるのかを考え、作り上げていくことが大事です。

折原 なるほど。まずは自分をしっかり持ち、その上で、見せ方を変えたり、どの部分を強調していくかで全く変わってきますね。

③売れるセミナー講師になる為のアドバイス

折原 山口先生は色んなセミナー講師の方を見てこられたかと思いますが、売れるセミナー講師と売れないセミナー講師の違うポイントは何ですか?

山口 自分で売込みにいくのはハードルが高い。そのハードルをどうやって下げるかが大事。自分で売り込むのも大事だが、誰かの紹介があった方がいい

もうひとつは、自分でプログラムを作れるくらいの良いセミナープロデューサーに手伝ってもらった方が良いです。

自分の良さを引き出してくれる人に話を聞いてもらい、売れるセミナーを一緒に考えて企画していくと売れるようになっていきます。

一般的な知識だけだと、その分野の有名なセミナー講師からしか学ばないということになってしまいます。

セミナー講師が、自分の経験を踏まえた知識で、こういう場合にはこうすると良いですといったことを話せると、実務的に価値があります。

セミナー講師は、自分の経験が一番の売り物になります。

自分の経験が無いという人も多いのですが、そうした場合、他人の経験を話すのでも良いです。

他人の経験からどういう学びを引き出すか、学びの新しさがセミナー講師の腕の見せ所になってきます。

そういうところをアドバイスしてくれる良いセミナープロデューサーがいれば、売れるセミナーの企画作りを一緒に手伝ってもらえます。

折原 良いセミナープロデューサーがいれば良いですが、なかなか自分に合った良いセミナープロデューサーを見つけるのは難しいところもあります。

その為、自分の経験や知識を伝えたい、セミナー講師になりたい、自分の講座を売りたみたいという人は、今回の山口先生のセミナーにぜひ参加してみることをおすすめします。

「一流の稼げるセミナー講師への道」セミナー
http://www.presentation.or.jp/seminar/180203.html