
こんにちは。ニッチナンバーワン戦略コンサルタントの伊藤剛志です。
人を動かす原動力となる動機(モチベーション)は、「愛」と「恐怖」の2種類があります。
人間には、人を歓ばせたいという本質的な本能(愛の動機)があります。
人を歓ばせる「利他の心」を持つことの重要性は、昔からいろんな方も語られています。
人を歓ばせる愛の動機でも、誰を歓ばせたいかのセンターピン(一番歓ばせたい人)を見つけることができると最大の動機になります。
両親かもしれません。
家族かもしれません。
社員や社員の家族かもしれません。
顧客や仲間かもしれません。
より多くの社会で何かに困っている人々かもしれません。
誰を一番歓ばせたいのか?
その最大の動機を見つけることができると、やる気のスイッチが入り、内に眠る「潜在力」を引き出せるようになります。
もうひとつの動機が恐怖の動機です。
不快適から逃れようとする動機ともいえます。
非常事態などに直面した時、火事場の馬鹿力を発揮するなどは、この恐怖の動機に該当してきます。
負けず嫌いな方が、誰かに負けたくないなど競争心(闘争心)を燃やすのも、この恐怖の動機です。
マイナスエネルギーもうまく扱えば、大きな力(エネルギー)になりますので、一時的にマイナスエネルギーを活用するのも良いですが、永く健全に良い活動を続けていくには、人を歓ばせる愛の動機を持つことが重要になります。
自分中心の思考、欲望を満たす動機では、大きな力を発揮しづらいので、愛の動機を見つけることが、大事になってきます。
視座を高くもち、より多くの人、社会を良くしていくなど、視座の高い目標(志)を持つ人の周りに良い人材が集まります。
社会を良くしていく大きな目的・目標のもとに、たくさんの仲間も協力してくれて、大事を成すことができます。
仲間のエネルギーも引き出せる良い動機(大義名分)を与えることができるかは、リーダーの役割(リーダーシップ)で、大事な要件のひとつです。
人の心に火をつけるには、まず、自分の心を自由に扱えるようになる必要があります。
心は一瞬で変えることができます。
心の持ち方を変えれば、人生も一瞬で変えることができます。