Zoomと他のWeb会議システムとの違い?

Zoomと他のWeb会議システムとの違い

Zoomと他のWeb会議システムとの違いについて解説します。

Web会議システムには、それぞれ特徴(機能)や特長(強み)が異なりますので、各ツールの特徴(機能)や特長(強み)を理解して、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

基本的には、Zoomが利用しやすくて一番おすすめなのですが、セキュリティー等にナーバスな企業などでは、機密情報のやりとりをする場合などは、セキュリティが強固な他のシステムを利用するなどの使い分けになります。

1.代表的なオンライン会議システム

オンラインビデオコミュニケーションツール(Web会議システム)として代表的なものは以下のようになります。

  1. Zoom
  2. Skype
  3. MicrosoftTeams
  4. GoogleハングアウトMeet
  5. Cisco Webex Meetings

2.Zoomの特長

Zoomが優れている特長、Zoomを活用すべき理由について解説します。

従来ビデオコミュニケーションツールとして活用されていたSkypeとの違いを聞かれることも多いので、ZoomとSkypeの違いについても比較して解説します。

2-1.【通信品質】Zoomは通信が快適

ZoomとSkypeの大きな違いのひとつが「Zoomは通信品質が高い」という違いがあります。

Skypeもオンラインコミュニケーションツールとして非常に優れていましたが、「通信が不安定」というネックがありました。

特に複数人でのグループミーティングでは、通信が不安定になりやすく、途中で通信が途切れたりすることがよく起きていました。

Zoomは、一説によると、通信量がSkypeの10分の1程度に軽量化できているので通信が安定していて、多くの人が同時参加できる環境を実現できたそうです。

Zoomは、多人数とオンライン会議やオンラインセミナーを開催したい人などが利用しだして、今非常に注目を集め、利用ユーザーが急増しています。

2-2.【利便性】Zoomは簡単に始めることができる

ZoomとSkypeの大きな違いとして、オンライン会議への参加方法の違いがあります。

Skypeの場合は、事前にSkypeのアカウントを取得して、お互いにアカウントを教えあって友達登録したりしておくなどの事前準備の手間が必要でした。

Zoomの場合は、主催者がオンライン会議を登録して参加URLを発行し、参加者はそのURLをクリックするだけで、簡単にオンライン会議に参加することができます。

2-3.【機能性】Zoomはオンライン会議に必要な充実した機能を利用できる

Zoomは、機能面でもSkypeよりも優れています。

Zoomは、オンライン会議に必要な画面共有、ホワイトボード、チャット、録画、ブレイクアウトルームなどの機能を無料で利用することができます。

従来、こうしたオンライン会議に必要な機能が備わったオンライン会議システムを利用するには、かなり高額なオンライン会議システムを導入したりする必要があったのですが、Zoomでは、そうした高機能なオンライン会議システムを無料もしくは非常に低コストで利用することができます。

3.主要なWeb会議ツール

Zoom以外の主要なWeb会議ツールをご紹介します。

3-1.Microsoft Teams


Microsoft Teams(マイクロソフトチームズ)とは、チャットや会議、ファイルの共有などを行うことができるビジネスチャットツールです。共有のワークスペースにファイルなどをまとめられるので、場所に制限されず仕事をしたり、チームとチャットしたりできます。

Word、Excel、PowerPoint、SharePointなど組み込みのOffice 365アプリでファイルの共同作業が行える点に特長があります。業界を問わず、さまざまな企業で導入・活用されています。
https://news.microsoft.com/ja-jp/cp/outline/

3-2.Skype for Business


Skype for Businessとは「Office 365」に含まれるコミュニケーションツールで、Web会議、インスタントメッセージング、インターネット電話などの機能を提供します。

Microsoftが提供する個人向けの無料インターネット電話サービス「Skype」にビジネス向けの機能が加わり、最大250人の同時接続によるWeb会議が可能です。

通信内容の暗号化などのセキュリティ機能も充実しています。「Office 365」の重要な機能として、さまざまな業界で導入されていますが、Microsoftは2017年、Skype for Business OnlineをMicrosoft Teamsグループチャットプラットフォームに移行させる計画を発表しています。
https://news.microsoft.com/ja-jp/cp/outline/

3-3.Hangouts Meet


Hangouts Meet(ハングアウト ミート)とは、Googleの提供するWeb会議ツールです。Google Suiteに内包される機能で、会議を設定してURLを参加メンバーに共有するだけで会議を行えます。

参加メンバーはアカウントやプラグインを使用する必要がなく、誰でも会議に参加できます。

高速でシンプルなUIに特徴があり、複数人が参加するビデオ通話も簡単に実現できます。業界・業種を問わず、世界中の企業で広く導入・活用されています。
https://hangouts.google.com/

3-4.Cisco Webex Meetings


世界中で使われているWeb会議サービス「Cisco Webex Meetings」。単なるWeb会議だけでなく、これからの働き方を支えるクラウドの会議プラットフォームとして大幅に機能強化しています。

高画質、高品質な映像と音声。音声はVoIPだけでなく状況に合わせてPSTN回線との共用も可能です。1ライセンスから購入が可能で、1つの会議で最大1000端末が参加出来ます。

会議には、PCだけでなく、ビデオ会議の専用機、ブラウザ、Skype for Businessで参加が可能で、もちろんスマートフォンやタブレットからも利用可能です。

便利な会議録画機能や、投票機能なども標準で使用でき、いつでもどこでも柔軟な働き方を実現します。
https://www.webex.com/ja/index.html