ビジネスプロフェッショナルの要件

内閣府が「21世紀の国家ビジョン」を打ち出しています。

日本のあるべき姿、日本国民のあるべき姿などがよくまとまっています。

その中で、ビジネスパーソンの目指すべき方向性は、

「自分の仕事に誇り(プライド)を持つプロフェッショナルとして活躍する」

ことだと言及されています。

その理由として、

・企業の競争力を高めるため

・人生100年時代を生き抜くために、
 会社に頼らず、自立して生きていける
 技術を身につけてもらいたい

ということがあるようです。

国も、会社も、これまでのように手厚い保護で社員の生活を守れない。

「自立して欲しい」と言っているわけです。

その移行措置として、副業(複業?)解禁など、じょじょに新しい社会のあり方にシフトしています。

オンラインを活用することで、個人や少人数組織でもビジネスを創っていける時代になりました。

社会の環境変化に適応して進化する者だけが生き残る。

しかし、単にお金を稼ぎたいという表層的な動機ではなく、以下の要件を基に、社会に貢献するプロフェッショナルとして活躍して欲しいというのが国の国民に対する願いです。

▼解説動画のURLはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=rEB1wHotlC4

昔も、今も、真のプロフェッショナルといえる優れた人財はひとにぎりです。

多くの人達は、クライアントファーストより自分ファーストです。

選挙に当選するために選挙ルールを違反して賄賂を配る政治家。

実践経験に乏しく学んだ知識だけを表層的に教えるにわかコンサル、コーチ、講師。

顧客の成功よりも自分の成功やお金儲けを優先している人たち。

生きていくのは大変です。

自立しなければということで、最初は見習い、アマチュアからのスタートですが、世の中は、玉石混交しています。

真のプロはあまり自分の自慢をしないので、声の大きいアマチュアが目立っていたりもします。

偽の教育や商品が氾濫したりもしています。

典型的なのが政治家かもしれません。

かつて高度成長社会を創り上げてきた世界に誇れる素晴らしい日本があったように、強く美しき新しい日本を創っていくために、21世紀に活躍するビジネスプロフェッショナルの育成が重要です。

しかし、真のビジネスプロフェッショナルを育成する教育インフラは世界的に見ても圧倒的に不足しています。

世界トップのビジネススクールのハーバードやスタンフォードなどもプロフェッショナル育成という観点では教育不十分だと評価されています。

いわんや、日本はプロ育成の教育インフラが大幅に不足しています。

プロ意識や思考力(創造力)や実践力のないNATO(トークオンリー、ノーアクション=口だけで行動しない人)にあふれています。

その結果どうなったか。

世界の成長国にどんどん追い越され、先進国の最下位にランクダウンです。

この問題を解決するために、私は大企業相手の経営コンサルからプロフェッショナル専門のビジネススクールを創ろうと志し、独立・起業しました。

約10年前のことです。

大企業相手の経営コンサルとして活躍していた私ですが、独立すると色んな困難がありました。

組織の中で、色んなメンバーやスタッフに支えられ、自分の強みだけを発揮する会社員がいかに恵まれていたか。

独立すると、自分でビジネスモデルを創り、活動する必要があります。

10年試行錯誤して、ようやく成功の本質が見えてきました。

「長期の教育(学習)や経験に基づいた専門知識や技術を有すること」

(知識だけではなく実践の両輪を持っていること)

まさに、その通りだなと思いました。

自分の経験や知恵を伝えながら、ビジネスプロフェッショナルとして、共に成長し、高め合っていける仲間と共に、社会の問題を解決し、より良い社会を創っていく。

そうした活動をZoomを使って、オンラインで日本全国の仲間と繋がり、活動を展開しています。

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コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、経営戦略コンサルティングファームにて、大手自動車メーカー、大手百貨店、中古車流通、ソーシャルメディアマーケティング分野等の各業界ナンバーワン企業の経営改革プロジェクトを推進。 現在は「新しい教育を通じて社会を豊かにしていく」ミッションに基づき、有力なコンサルタントや講師のコンテンツマーケティングやビジネスモデル構築のプロデュースを手がける。

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