動画のBGMや効果音の素材を入手する方法

動画にBGMや効果音を入れることで、動画の視聴者の感情を効果的に刺激することができますので、動画のBGMや効果音は非常に大切になります。

動画の目的や内容によって適したBGMや効果音を入れていくことで、動画で伝えたいイメージ(世界観)やメッセージや感情などをより効果的に視聴者に伝えることができます。

今回は動画のBGMや効果音の選び方や素材の入手方法を解説します。

1.動画のBGMの選び方

1-1.動画の冒頭にBGMで興味を惹く

動画の冒頭15秒が視聴者に興味を持って視聴し続けてもらえるかの第一関門になってきます。

そこで、動画の冒頭にBGMを入れることで、視聴者の注意や興味を惹き、動画を視聴し続けてもらいやすくなります。

1-2.動画で伝えたい雰囲気やイメージに合ったBGMを選曲する

BGMは視聴者の感情をコントロールする大きな力を持っています。

「楽しい」「悲しい」「希望」「穏やか」「躍動感」「高揚感」などの視聴者に与えたい感情に適したBGMを入れることで、視聴者の感情を刺激していくことができます。

淡々とした解説動画などにもBGMを入れることで雰囲気が出て、視聴者にとっても心地良さを感じながら、解説動画を視聴し続けることができるようになったります。

話の邪魔にならないくらいのBGMの音量は少し小さめにしてBGMを流すのが効果的です。

1-3.自分の定番のBGMを入れる

このBGMが流れたら、この人の動画だと認識してもらえるような自分の定番のBGMや効果音を活用するのもブランディングに役に立ちます。

日本プレゼンテーション協会の「一流の稼げるプロ講師への道」シリーズの動画では、そうしたブランディングを意識して、以下のBGMを定番で活用していました。

2.動画のBGMや効果音の素材の入手方法

動画にBGMを入れるにあたって、注意しておくべきことは「著作権」の扱いになります。

基本的に、CDなどで一般販売されている音楽は著作権がありますので、動画のBGMに無断で活用することはできません。

著作権侵害になるBGMを入れている場合、YouTubeから著作権侵害の可能性のある動画だと警告されたり、著作権を管理している関係者などから動画取り下げの依頼が来たりします。

プロフェッショナルとして、著作権侵害するような動画投稿は、信頼低下やブランドを下げることにも繋がっていきますので、著作権の扱いには注意して動画のBGMを活用していきましょう。

動画のBGMとして利用できる音源は、主に以下の通りです。

  1. BGM用に無料配布されているもの
  2. BGM用に有料販売されているもの
  3. 音楽制作者に作ってもらい、使用許可や著作権を得たもの
  4. 著作権保持者もしくは管理者に使用料を払い許可を得たもの
  5. 自分で作った音楽

動画制作用のBGMは、動画編集ソフトである程度用意してあったり、YouTubeでもオーディオライブラリーで無料で沢山のBGM素材を提供してくれていたり、ネットでも著作権フリーのBGMを無料提供しているサイトが沢山あります。

少しクオリティーの高いBGMだと、有料で販売しているサイトもあります。

動画制作用のBGMや効果音は、基本的に「1の無料配布されているもの」と「2の有料販売されているもの」を利用して入手していきます。

おすすめのサイトをご紹介します。

2-1.著作権フリーのBGMを無料で入手できるサイト

動画編集ソフトのBGM素材

動画編集ソフト(iMovieやファイナルカットプロやアドビプレミアム等)には、BGM素材もある程度用意してくれています。自分で気に入るものがあればそれを利用すると良いでしょう。

YouTubeが提供している豊富なBGM素材

YouTubeのオーディオライブラリー

著作権フリーのクラシック音楽素材

http://andotowa.quu.cc
クラシックの名曲500曲以上のライセンスフリー素材が無料でダウンロードできます。クラシック音楽をBGMに活用したい場合、こちらのサイトはおすすめです。

著作権フリーのBGM素材を入手できるサイト

https://dova-s.jp
http://www.hurtrecord.com/bgm/
http://amachamusic.chagasi.com
http://musmus.main.jp

2-2.著作権フリーのBGMを有料で購入できるサイト

音楽の老舗「NASH MUSIC LIBRARY」

https://www.nash.jp/fum/

伊藤もヘビロテしているオーディオジャングル

https://audiojungle.net

日本最大級の著作権フリーのBGM集

https://audiostock.jp

Shutterstockが運営するプレミアムな著作権フリーBGMライブラリ

https://www.premiumbeat.com/ja/royalty-free-music
1曲5000円程で少し高いですが、クオリティーの高いBGMが購入できます。

著作権フリーのBGM素材を購入できるその他のサイト

https://sonicwire.com
https://www.jamendo.com/?language=en
https://www.bensound.com/

2-3.著作権フリーのBGM音源(CD・デジタル)を購入する

Amazonで著作権フリーのBGM音源集を購入する

Amazonで著作権フリーのBGM音源集がCDやデジタルミュージック(ダウンロード版)で販売されています。
そのBGM音源集を購入して、動画のBGMに利用するというのもおすすめです。

私もBGM音源集で購入した素材もけっこう使ったりしています。

以下のBGMとかです。

2-4.著作権フリーのBGMを有料(定額制)で購入できるサイト

Artlist


月額14.9ドルで著作権フリーのBGMを1日40曲までダウンロードし放題できます。
お洒落で使えるBGMが豊富にあるので、動画を大量に制作する人、色んなBGM欲しい人にはおすすめのサービスです。

epidemicsound

こちらも定額制で著作権フリーのBGMをダウンロードできるサービスです。

MUSICBED

ハイクオリティーの音源をダウンロードできます。

3.効果音の入手方法

テレビ番組でも効果音(SE)が多用されているように、動画にも効果音があるとメリハリやインパクトがつけられたり、エンターテイメント性を高めたり、見ていて飽きさせない楽しめる動画にブラッシュアップすることができます。

効果音(SE)を挿入する上で、大切なのはタイミングです。

特に、強調したいポイントを決めて、そのタイミングに効果音を入れていくのがおすすめです。

効果音も上述の著作権フリーのサイトや、動画編集ソフトに付属していたりするもので、入手することができます。

プロフェッショナルの流儀の効果音が入手できるサイト

https://commons.nicovideo.jp/material/nc148600

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コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、経営戦略コンサルティングファームにて、大手自動車メーカー、大手百貨店、中古車流通、ソーシャルメディアマーケティング分野等の各業界ナンバーワン企業の経営改革プロジェクトを推進。 現在は「新しい教育を通じて社会を豊かにしていく」ミッションに基づき、有力なコンサルタントや講師のコンテンツマーケティングやビジネスモデル構築のプロデュースを手がける。

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