高品質なオンラインセミナーを作るための10のポイント

講師業界で今最も盛り上がっているといわれている日本パーソナルブランド協会が主催する「セミナーコンテスト」(セミコン)にオブザーバーで初参加してきました。

14年間、1400人超のたくさんの講師を育成してきた立石剛さんの講師育成メソッドはさすが、かなり良質なノウハウでした。

その講師メソッドを使って、アマチュア講師をセミプロ講師にレベルアップさせ、10分セミナー(プレゼン)を評価していく全国大会が「セミコン」です。

注)ベテラン講師、プロ講師は「セミコン」には参加できないそうです。

今回は東京地区大会ということで、4名の出場者のプレゼンが披露されました。

講師メソッドで、10分プレゼンを表層的に型にはめることで、品質の低いアマチュアのプレゼンは、それなりに聞きやすい形にはなります。

しかし、聴衆の心を動かせるかは、その話し手の経験や熱量によるところが大きいのが現実です。

何をしゃべるかよりも、「誰がしゃべるか」が一番大事です。

その話し手が魅力的な人間かどうか。

その話し手の人生を通して培った経験や智慧や思い。

これらが魅力的かどうかが「人の心を動かす最高のプレゼンを作る本質」です。

魅力的な人になるために、どんどん新しいこと、やりたいことに挑戦して、経験や智慧を増やし、人間力を磨くべきだと感じました。

セミナーコンテストは、日本一の講師育成スクールというだけあって、巷のスクールの中では、ノウハウや運営、参加メンバーなど良質でした。

しかし、日本一の講師養成スクールでもこの程度かという物足りなさのようなものも感じました。

売れる講師になるためには「コンテンツ」「集客」「商品」などが大事になります。

コンテンツ創りでは、言語化がとても大事なのですが、言語化のトレーニングはそれほど大したコーチング指導があるわけではないようでした。

また、何より、「集客」や「ビジネスモデル構築」が苦手な人が多いようです。

セミナー講師や研修講師を養成するスクールは色々あって、セミナーの作り方や話し方などは、ノウハウはかなり確立されています。

しかし、デジタル時代に活躍していく新しいコンサル&講師になるために必要なビジネスモデル構築という観点では、日本一の講師養成スクールであっても指導できていない部分が多くあるということがわかりました。

ということで、その不足部分を埋める形で、事業計画やビジネスモデル創りのスキルを習得する新時代に必要なビジネススクールを作っていこうと使命感(思い)が深まりました。

先駆者達から学び、智慧や刺激をいただきながら、時代や顧客が求める新しい商品を作っていく。

新規事業を生み出す鉄則です。

顧客分析も大事ですが、競合分析も大事です。

セミナーコンテストのプレゼンを評価する採点シートがあるのですが、その評価基準がとても良い感じで講師ノウハウが整理されていました。

本などでも紹介されているので、シェアしても大丈夫な内容かと思いますので、シェアします。

とても有効なので、ぜひ参考にしてみてください。

高品質なセミナーを作る10のポイント

1.テーマ

①独自性:その人だからこそ語れるテーマ
②市場性:お金を払っても聞きたいと思えるテーマ

2.シナリオ&資料

③構成:話の構成
④ノウハウ:実践したいと思えるノウハウか
⑤スライド:スライドのデザイン、魅せ方

3.伝える力

⑥好感度:表情、カメラ目線、ジェスチャー
⑦論理性:論理的で納得できる説明か
⑧メッセージ力:心に響くメッセージがあるか
⑨具体例:具体例(事例)が適切で面白いか
⑩発声:聞きやすい声、間、スピード

オンライン営業入門セミナー

懇親会で立石さんと個別に話す機会があり、「伊藤さんのオンライン営業セミナーはとても興味があります」と言っていただけたので、私もこのセミナーノウハウを基に、セミナーをブラッシュアップしていこうと思います。

7月の開催スケジュールを追加しました。
http://professionalmarketing.jp/seminar-online-sales

こちらのセミナーも3回開催し、20名以上にご参加いただきました。

オンラインセミナーはどんどん数をやって磨いていくのが大事です。