オンラインセミナーを開催するメリット

オンラインセミナー(2020.04.25)開催レポート

Zoomオンラインセミナーアクティブラーニング

動画&Zoomを活用したオンラインビジネスの構築をご支援しているコンサルタントの伊藤剛志です。

オンラインセミナー「オンラインビジネスの構築のロードマップ」を開催しました。

日本全国の様々な地域からご参加を頂き、オンラインビジネスの創り方について学んでいきました。

参加メンバーは、コンサルタント、コーチ、講師といったBtoP(プロフェッショナル)で、これからオンラインビジネスを創っていきたい人ばかりで、私がオンラインセミナーで顧客設定している人達ばかりでした。

セミナーの企画を明確にして、その企画を「見える化」していくと、優良顧客ばかりを集めることができます。

集客に困っている人が多くいますが、集客スキルをマスターすると、本当に素晴らしい成果を創り出すことができます。

この素晴らしいオンラインビジネス(集客の仕組み)の創り方をマスターするまでに、私も沢山の苦労やプロセスを経てきました。

一般の素人が自分で取り組んでも、ほとんど無理だろうと私は思ったりしています。それくらいオンラインビジネスを創るのは、本当に難しいです。

その困難な挑戦、オンラインビジネスの世界を私はすみずみまで経験し、一般の人でも、最短最速で成果を出すことができるロードマップ(地図)を創ることができました。

コロナショックでリアルからオンライン化に皆の意識がシフトする中で、オンラインビジネス構築のロードマップをできるだけ多くの方と分かち合い、オンラインビジネス構築の成功に繋げていただきたいと、私なりに社会に貢献できればと、オンラインセミナーを定期開催していくことにしました。

昨日の参加者の中でも、「Zoomを使ってオンラインセミナーを開催して、受講生に満足度の高い、成果の出る指導ができるファシリテーションノウハウを学びたい」という方が多かったので、私がこれまで蓄積してきた最新のノウハウを分かち合ってみたいと思います。

オンラインセミナーを開催するメリット


Zoomでオンラインセミナーを開催するメリットですが、改めて以下のようなメリットがあると感じています。

オンラインセミナーのメリット①開催しやすい

■国内や海外、どこからでも参加することができる

昨日のオンラインセミナーは関東圏の方の参加が多い中、関西圏からも参加していただき、オンラインセミナーは日本全国の方に参加していただけるメリットを改めて感じました。

■受講方法が自由

昨日のオンラインセミナーは自宅から参加する人が多かったのですが、一部の人は外出先のカフェから参加して頂いたりと、オンラインセミナーは受講生の好きなスタイルで受講することができます。

外出先からの参加の方は、電車に乗りながら移動しながら受講して頂いたりしていたのですが、電車の移動時間などにもオンラインセミナーに参加できるのは時間の有効活用というか、デジタル時代の新しい可能性やスタイルを感じました。

講師側としても、オンラインセミナーが、海外国内、そして、自宅や会社や電車の中だったり、色んなところから受講していただけるというのは、有難いことだなと思いました(もちろん、移動中のスマホ利用などでデジタルデバイスのマナーを気をつけて頂くのは大前提ですが。)。

■お金がかからない

オンラインセミナーのメリットとして、リアルセミナーと違い、会場コストや資料の印刷代等のコストがかからないというのが、大きなメリットとしてあります。

会場への移動、資料の準備、会場設営等の時間の短縮(「時短」)の価値も考慮すると、オンラインセミナーの効率性は大きなメリットです。

今回のオンラインセミナーは、コロナの社会情勢もあり、私の提供できる社会貢献ということで、セミナー参加費は「無料」にさせていただいています。

有料にしたとしてもコストがかからない分、オープンセミナーは1000円、2000円程度でも良いかと思います。

セミナーの参加費を「無料」にすると、参加意識が低い受講生が参加してしまいセミナーの品質が落ちるというリスクもありますので、多少でも参加費を払っていただき、参加意識の高い人を集客するというのが基本的には大切です。

「無料」か「有料」か、また有料でもいくらに価格設定するか、時間はどれくらいの長さにするかなど、そうした色んなトライアルも、オンラインセミナーはコストがかからないので、気軽にどんどんトライしていくことができます。

オンラインセミナーのメリット②:セミナーの価値を高めることができる

オンラインセミナーには、「開催しやすい」というメリットだけではなく、デジタルを活用したダイナミックなコミュニケーションで受講生のセミナー受講価値を、リアルセミナーよりもはるかに高めることができる、とても大きな可能性を最近感じてきています。

■受講生とFACE to FACEで双方向のコミュニケーションをしやすい

Zoomであれば受講生の顔を見ながら反応を確認できたり、受講生の表情などみながら話しかけたり、また手をあげてもらったりして反応してもらったり、チャットで会話したり、色んなコミュニケーションをすることができます。

オンラインセミナーは、情報量が増え、やれることも増えて、色んな可能性が広がります。オンラインセミナーの運営スキルを高めていけば、非常に効果のあるセミナーを創っていくこともできそうです。

■場のナレッジを共有できる

受講生の学び、気付き、アイデア等々、チャットなどで「見える化」して、全員で共有することで、学びが深まったり、色んな気付きや刺激を得ることができます。

■「画面共有」で無限の可能性

Zoomの「画面共有」機能を活用することで、色んなことができるようになります。

今回のオンラインセミナーでも、Wordをホワイトボード代わりに活用して受講生のアイデアを共有するというワークを行いました。

ホワイトボードにまとめたい内容によって、「図解などを入れたい場合はPowerPointを使う」、「テキスト情報の場合はWordを使う」、「みんなで書き込みたい場合はクラウドサービスのMiroを使う」など、色んなやり方があります。

ちなみに、Zoomの標準機能のホワイトボードは使い勝手があまり良くないので私は利用していません。

【まとめ】オンラインセミナーを開催するメリット

オンラインビジネス構築のロードマップオンラインセミナー

今回は、「オンラインビジネスの創り方の全体像やロードマップ(進め方)を教える」という目的と、「オンラインセミナーのファシリテーション(運営ノウハウ)をテストしていく」という2つの大きな目的がありました。

Zoomであったり、オンラインコミュニケーションの本質(大事なポイント)は、「双方向のアクティブラーニング型で一緒にオンラインセミナーを創っていく」ということが、とても大事な本質だと捉えています。

講師から一方的に話すスタイルは、リアルのセミナーでもNTT(眠い・たいくつ・つまらない)になりがちです。

オンラインセミナーにおいても、講師が一方的にしゃべるスタイルは、講師側がどんどんヒートアップして、受講生を置いてきぼりにしてしまいがちです。

逐一細かくコミュニケーションを取りながら進めていくというのが、大事です。

私もそうしたスタイルに変えていこうと、今回のセミナーでは、前半は受講生との双方向コミュニケーション中心のアクティブラーニングスタイルでやっていましたが、コンテンツのボリュームや進行の兼ね合いで、後半は講義中心の進め方になっていました。

相手の反応(フィードバック)がなければ理解度もわからず、講師と受講生との距離がどんどん開き、セミナー効果(満足度)も下がってしまいます。

リアルセミナーでも、情報量が多いと講師が一方的に話すスタイルになりがちです。

昨日もその失敗をやってしまい、とても反省しました。

セミナーの企画や設計が、本当に重要だなと痛感しました。

セミナーのゴールをどこに置くのか。そのために、何をどのように伝えるのか。

事例や実物としてどういうものを見せて、どんなポイントを伝えるのか。

受講生には、どんなワークをどんなやり方でやるのか。

このあたりの企画設計の重要さは、リアルセミナーとほぼ同様です。

Zoomの場合、オンラインセミナーの運営方法や受講生や場の管理方法が、慣れるまではけっこう難しく、私もそこでも大きな失敗をしてしまいました。

昨日は、参加者が9名ほどいたのですが、画面共有でスライド資料を共有している時、参加者の顔の表示が5人位までしか表示されなかったり、チャットは見ることができないという事象になることにはじめてきづきました。

それで、スライド資料を見せながらプレゼンしている最中に、「受講生からチャットで質問などをもらっても気づくことができなかったり」、また「いちいち画面共有を閉じて、チャットを開く」という非効率な操作をやらざるをえませんでした。

6名以上の人数でZoomでオンラインセミナーを主催したのは今回はじめてだったのですが、やってみると本当に色々わかってくることがあります。

今回学びになった重要ポイントは、10名以上などのオンラインセミナーを本格的にやっていくには、「見せる用の画面」「管理用の画面」の2つのデバイスを用意するか、アシスタントの人に管理を任せ講師はプレゼンやファシリテーションに集中するといったチーム体制で運営する、このどちらかが必要だということがわかりました。

リアルセミナーでも、受付だったりアシスタントが必要なように、オンラインセミナーも、複数人のチームで運営する重要性も感じてきました。

オンラインセミナーの業務ノウハウを整理しながら、どういう役割分担でチーム運営していくべきかを急ピッチで整理しはじめています。

誰よりも失敗経験豊富な真のプロフェッショナルになる

失敗するのは、本当に痛いです。

人数が増えるほど、失敗しやすくなったり、失敗のダメージも大きくなったりします。

こんなつらいことはやりたくないな、こりごりだと、凡人マインドの自分は普通にそう思いました。

しかし、プロフェッショナルマインドのもうひとりの私は、2012年に動画を始めた時と同じ経験の感覚であることを悟りました。

「この感覚、動画をやり始めた頃と同じ感覚だ」と。

動画も、最初はうまくしゃべれない、慣れない、冗長になってしまう、撮影品質が低い、編集もできない、ひどいものでした。

当然、動画の再生回数も一桁だったり、いっても数十回。

誰も見てくれない動画。

こんな動画を作り続けて、やる意味があるのだろうか、成果に繋がる時は来るのか?

動画をやり始めた時も、最初の3ヶ月くらい、毎週ウェビナーをやったりしていたのですが、そんな暗闇の時代がありました。

しかし、メンターがいたり、仲間がいたり、コミットしていたので、やり続けることができ、そして、その大量行動による沢山の経験と失敗が、自分のキラーコンテンツとなり、セミナーができるようになったり、コンサルティングの武器(解決力)に繋がっていったり、自分のビジネスを大きくレベルアップする重要資産になりました。

最近創っている「Zoomの使い方」の解説動画は、もの凄い勢いで再生回数も増えています。

1週間で動画再生回数が1万回くらいのペースです。

動画をやり始めた頃の動画を作っても全く見てもらえないという状況と比べると、100倍、1000倍の影響力に進化しています。

なので、Zoomも、今、毎回失敗しまくりです。
本格的にやりはじめてまだ2週間位です。
動画の時も、最初の3ヶ月くらいは修行期間でした。

オンラインセミナーに参加して頂いた方には、クオリティー、満足度の低いものにご一緒してもらい、申し訳ない気持ちもあります。

内容には自信がありましたが、良い内容を教えようとすればするほど、失敗していくということに改めて気づきました。

情報量はミニマムにして、逆に受講生に考えさせる、双方向でコミュニケーションしながら頭落ち腹落ちさせる。

リアルでもオンラインでもこれが大事です。

そして、リアルよりもオンラインセミナーの方が、実は色んなファシリテーションやコミュニケーションのやり方で、受講生に頭落ち腹落ちさせることができるというとてつもなく大きな可能性(価値)に気づいてきました。

ユニクロの柳井さんも、「1勝9敗」という名言があるくらいです。

Zoomも最初は失敗しまくりです。

しかし、挑戦、失敗経験をつむほど、痛い、辛い思いもしますが、とてつもなく成長していけるチャンスでもあります。

辛い思いをしたり、ネガティブになった時に、その経験と向き合って、プラス思考で成長に変えていけるかどうか。

「振返り力」が、本当に大事だなと悟りました。

辛いと、逃げます。逃げたくなります。

辛い過去は忘れたくない、見たくない、と振返りから逃げます。大半の人は。

しかし、プロフェッショナルマインドを持っている人は、経験から必ず成長のヒント、改善ポイントを見つけて、より高みに進むために全力で努力します。

自分が得たいもの、実現したいこと(目標)を見据えて、目先の挑戦や失敗はすべて成長、成功のプロセスだと捉えることができるようになると、ものすごく成長していけるようになります。

このマネジメントスキルを持つ人が、沢山の経験をつみ、実践ノウハウやスキルを磨き、一流といわれるトップ10%の人になっていくことができます。

本物の一流は、誰よりも一番失敗経験をしている人。

そうあるべきではないかと私は思ったりしています。

自分の失敗そして、成功経験やノウハウを教えて、受講生を適切に導くのが真の指導者です。

失敗経験の少ない指導者は危うい。パターンを知らないからです。

もしくは、成功者から机上の知識を学んだだけで、たいして実践経験がないまま、学んだ知識を教えるにわか講師(劣化コピー)が、世の中にはたくさんいます。

真の経験、自信、指導力がないので、たいして受講生に価値を提供できず、教育ビジネス業界(コンサル、コーチ、講師等)の価値が低くみられる原因になってしまっています。

私は、本物のプロの指導者を育成したい。

その気持が強く、入門セミナーで、マインドセット(抽象的な話)を語りすぎたのも、大きな失敗でした。

痛い失敗をしたおかげで、こうすべきだったと自分の間違いを修正するきっかけにすることができました。

誰よりも失敗する。

人のかわりに私が沢山の失敗を引き受けます。

そして、その豊富な経験から培った本物の実践ノウハウをお伝えして、適切に成功へと導ける本物の指導者になりたいと思います。

「Zoomの使い方を学びたいという人」と、「コンテンツを学びたいという人」も受け皿をわけるべきだなと思いました。

Zoomの使い方を学ぶことを目的にした「Zoom速習トレーニング」を来週からスタートします。

Zoomの基本機能、基本的な使い方をマスターして、ビジネスに活用できるレベルに最速で導きます。

この初心者を基本レベルに引き上げるところは、私のコンテンツも充実してきたので、かなり品質高くご指導できるかと思います。

オンラインセミナーも今回の失敗や反省を活かして、コンテンツややり方を改善して、次回は5月2日(土)に開催します。

私のコンテンツを教えるのはミニマイズして、オンラインビジネスを構築するためのビジネス設計やコンテンツ設計など、フレームワークを受講生に考えてもらうファシリテーション中心に大きく変えていく予定です。

本来、私が得意なビジネスコンサルティング型です。

自分の強みをオンラインで活かすやり方にしてスタイルを創っていく。

失敗しながら、自分の強み、得意なスタイルを開発していく。

そのために、勇者のマインド(強いハート)を持つことが重要です。

強い心(精神力)を持つことが、本当に重要です。

そして、こうした挑戦を支えてくれるメンターや仲間。

また、受講生のみなさま。

受講生の方には、私の持てるノウハウをすべて分かち合って、恩返ししていきたいなと思っています。

色んな人と成長、成功していく歓びを感じています。

全力で失敗して、成果を出せるようになって、成果を出すノウハウを皆様と分かち合っていきたいと思います。

失敗は私が引き受けます。

しかし、失敗こそ、成功の最高の源です。

皆さんも、失敗を恐れず、成長ポイントを増やして、新しいステージへのレベルアップに進んでいきましょう。

伊藤剛志

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コンサルタント&講師専門のビジネスプロデューサー。早稲田大学商学部卒業後、経営戦略コンサルティングファームにて、大手自動車メーカー、大手百貨店、中古車流通、ソーシャルメディアマーケティング分野等の各業界ナンバーワン企業の経営改革プロジェクトを推進。 現在は「新しい教育を通じて社会を豊かにしていく」ミッションに基づき、有力なコンサルタントや講師のコンテンツマーケティングやビジネスモデル構築のプロデュースを手がける。

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